赤点3つ

ヒラタミミズク そんなにあったら,落第じゃないか,というのは別の話。

写真の赤点は,外部寄生のダニのようです。これまでにも,何度か観察しているので,結構普通の現象なのかもしれません。

で,被写体のほうはヒラタミミズク。今度はナナメからの撮影で,より立体的に捉えられたかな,と思います。やっぱり,複眼に線が入っているので,何か生態的な意味があるのかもしれません。


それにしても,色彩,白点,翅脈のようすと,生息環境に対して見事な擬態になっています。

2010/07/24 渡名喜村ンジャ

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最近よく見る 黒点4つ

クロハグルマエダシャク

地味な色彩の小さな蛾。でも,最近,よく見かけるような気がするんです。

この個体は渡名喜島での撮影。翅を広げて3㎝程の大きさです。薄いベージュに黒い斑点が印象的です。これまで,那覇市内でも度々見かけたのですが,撮影したのは今回が初めて,のようです。

この蛾はクロハグルマエダシャク。図鑑には「やや少」なんて書かれてますが。
同定,大丈夫かな?

2010/07/24 渡名喜村ンジャ

ん~,やっぱり違う気がしてきました。

ウスキクロテンヒメシャク Scopula ignobilis のような。

しかも,過去に紹介済み(しかも誤同定)。2007年5月にウスウラナミヒメシャクとしていました。

シャクガは難しい!

2010/08/06 追記

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渡名喜残照 再び

渡名喜島へ沈む夕日を望む

今年は台風が少ない,ということもあって,ここ数日は夏らしい好天続き。日中は刺すような陽射しですが,日が傾けば涼風(シダカジ)が吹いて,とても心地よい時間です。空には綿雲が並び,夕日に映えて様々な色合いです。そんな風景をボーッと眺めている,ウチナー口(沖縄方言)でいうところの「チルダイ」の状態です。

で,ハッと気づくと日没。ちょうど島影に日が沈んで行きます。慌てて撮影したのがこの写真。渡名喜島へ沈む夕日を望む,です。

以前,渡名喜島の島影を紹介したのも8月でした。この時期,大気が安定して水平線までよく見通せるのかもしれません。

2010/08/02 那覇市

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やがて 崩れてゆく 姿

マイクロアトール

渡名喜島でのジオツアー。説明する方の立場なので,個人的な興味で撮影,という時間はなかなかとれません。特に,動き回る生き物で,いいカットを狙ってじっくり,は無理な状況。ということで,こんな一枚。

海岸近くの潮溜りで見つけたハマサンゴ類の群体。円柱を輪切りにしたような形になって,側面だけに生きたサンゴがいます。なぜ,こんな姿になるのかというと,群体が大きくなって,潮溜りの水位に達すると,それより上に成長できないため,直径方向の成長のみが続くから。

こんな姿を,マイクロアトール,と呼ぶようです。

よく見ると,右上,海草の近くに黒いS字型があります。これは,ナガウニによる侵食。左上では周縁にまで達しています。こんなことが続くとどうなるかというと…,

崩れゆくマイクロアトール

こうして,サンゴの骨格が細かくなり,堆積して,サンゴ礁が作られていくのでしょう。それにしても,いったいどれだけの時間がかかるのか。人の生活する時間スケールとは掛け離れているだろうことは想像できますけど。

2010/07/24 渡名喜村東海岸

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誰が主役か わからない

エノコログサ,オキナワツヤハナバチ,ホソハリカメムシ

農道脇の草むらで見つけた,どれが主なのかよくわからない構図の一枚。

まず,黒いハチ。これまで何度か紹介してきたオキナワツヤハナバチです。ここでは蜜も吸えないだろうに,何してるんでしょう?日も傾いてきたから,今夜の寝床,ということでしょうか?

そして,茶色の虫。これまた何度も紹介してきたホソハリカメムシ。こちらはイネ科草本が好き,ということですから,ここにいるのも納得できます。下の個体は,翅ができる前の幼虫(おそらく終齢)ですね。

組み合わせがオモシロイかな,と思って撮影したのですが,こうしてみると焦点がハッキリしませんねぇ。無理矢理ですが,植物の方で。

この植物は,エノコログサ。全国でおなじみの野草,ですね。

変種やら近似種がいろいろあるようで,決め手に乏しいのですが,果実のようす,穂のようすから,エノコログサとしておきます。

2010/07/24 渡名喜村ンジャ

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藪でパチパチ 聞こえたら

オキナワキバラハキリバチ 久し振りに,やって来ました渡名喜島

フリーになった時間には,すかさずカメラ片手にうろつきます。

この時は素足にサンダル履きという軽装でしたので,集落から畑沿いに南下。溜め池の方へ。日も傾いていたので遠出はせず,それでも何かに出会えそうなところを選んでみました。

お目当てのサギ類はいなかったのですが,新たな出会いがありました。


農道脇の茂みで小昆虫を撮影していると,ブ~ン・パチパチ,というアヤシゲな音が頭上でします。その先を追っていくと,中型のハチが葉を切り取っているのです。一抱え,といった大きさに大顎で切り取ると,それを側溝に空いた水抜きの穴に運び込んでいます。この行動は,ハキリバチというヤツかも!と大喜びで撮影しました。

ところが,このハチ,かなり素早くて,なかなかいいカットが撮れません。何とか見られるのがこの一枚。かなり粘ったんですけど。

このハチは,オキナワキバラハキリバチ。手元の図鑑ではアマミバラハキリバチ,というのがよく似ているのですが,こちらは余り情報がありません。で,暫定的にオキナワ-としておきます。

ちょいと歩けば 初見に当たる,渡名喜の自然誌,まだまだ奥深いです。

2010/07/24 渡名喜村ンジャ(集落南東の溜め池)

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後ろ姿では 自信が持てない

080803tringa_glareola01

久し振りに登るウーチュガーへの道。田んぼには,サギやシギなど大形の鳥がいるかもしれない,と考えて,抜き足差し足とはいかないまでも,慎重に足を進めます。田んぼが見えるところまで来て,そーっと首を伸すと,一羽のシギが。と,レンズを向けて,一枚だけ撮影。あっという間に気付かれて,飛んでいってしまいました。

この鳥は,タカブシギ(と考えられます)。飛んでいるときは,腰の白さが印象的でした。旅鳥となっていますが,8月になったばかりの渡名喜島に,もう渡ってきているのですね。

2008/08/01 渡名喜村ウーチュガー

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赤眼連盟

イワオウギガニ

夏の陽射しにフラフラになりながらの野外巡検。一番の目的だった露頭の観察を終えて礁原を引き返す,その途中で見つけたのがこのカニです。体型から,オウギガニの仲間らしいということ,すると性質はおとなしいだろうということは想像がつきました。けれども,大きさが一回り大きい。特にハサミの太いこと! こんなので鋏まれたら,大変なことになりそうです。

このカニには,イワオウギガニ。真っ赤な複眼とその周りの隈取のような模様が,いかにも恐ろしげです。外見通りなのか,ちょっと突っつくと,両鋏脚を大きく広げて威嚇してきました。

それにしても,この赤い眼。でも見られましたが,どんな利点があるのでしょう?

2008/07/31 渡名喜村シド崎

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こんなとこまで 見通せる

渡名喜島から望む伊江島

久し振りの渡名喜島。強い日差しに,体力は限界。もう,フラフラです。だがしかし,それだからこそ見られるものもある,という一枚です。

撮影地は,渡名喜島の南部山塊をぐるっと一回りする林道のほぼ最高点,渡名喜園地にある展望台です。ここからは,久米島,粟国島,座間味・渡嘉敷の島々,そして沖縄本島がよく見えます。で,これまで3年間島で暮らしていて,全く気付いていなかったのですが,伊江島もしっかりと見えるのですね。特徴的な城山(タッチュー)のシルエットと,島全体が水平線の上に見えています。直線距離にして70~80km,標高は城山が172m,展望台が165mほど。数字にすると,見えて当然という気もしますが,実際に目にすると,とても新鮮な感動がありました。

2008/08/01 渡名喜村大本田渡名喜園地展望台

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彼方に望む 渡名喜の島影

那覇市から望む渡名喜島
梅雨明けしてからの県内地方は,夏の高気圧(いわゆる太平洋高気圧ですね)に覆われて,爽やかな晴天が続いています。気温は高く陽射しも強烈ですが,夏至南風(かーちーべー)と呼ばれる強い南風が吹いているので,陰に入れば随分と過ごしやすくなるのです。

で,今日から7月。沖縄本島西海上は水平線まで澄み切っています。慶良間諸島とチービシの間に,渡名喜の島影を見ることができました。昨年紹介した夕焼け空にシルエットが浮かんでいたのに比べると,白い崖がいくつか見えています。どうやら,島の南東断崖のようです。

それから,久米島から見た姿に比べると,水平線によって隠された部分が大きくて,地球が丸いことを実感できます。

2007/07/01 那覇市より渡名喜島を望む

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