出待ちで パチリ
林道を歩きながら被写体を探していると,ブ~ンと羽音がして一頭のハチがやって来ました。しばらく辺りを飛び回っていたかと思うと,法面に開いた石灰岩の隙間に入っていってしまいました。穴に向かって一直線に飛び込んだ,とも言えるくらいあっという間の行動でした。
何も獲物は抱えていなかったので,すぐに出てくるだろうと,穴の辺りに置きピンして待つこと暫し。ゴソゴソ音がしてきたので,そろそろだと身構えて,何とか撮れた一枚です。
胸部から腹部を覆う黄褐色の細かな毛。複眼の前方には白い斑紋(これも毛かも)があって,脚は黒く,翅も黒褐色を帯びています。これだけ特徴的だから,絵合わせで種名もわかるだろうと思っていたら,甘かった。全くわからない。そもそも特徴的だと考えた点が全く識別点になってないという,一体あなたは誰なんだ?
太い腹部や短い触角のようすから,ハラナガツチバチなどツチバチ科の一種だろうと予想していたのですが,図鑑やネットの情報を見ると,どうもちがうようです。アナバチの方かなぁ。ハチも難しいです。
2018/07/14 渡名喜村渡名喜林道南西側
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