こんなとこにも 未記載種

ハエトリグモ未記載種

通りすがりにふと気付く,建物の壁にハエトリグモ。う~ん,何だろう,と思いながら,とりあえず撮影。こんな時は,TG-4とFD-1の組み合わせで。ですが,そこは目のいいハエトリグモ。なかなかピタリと止まってくれませんし,フラッシュの瞬間に跳んでしまったり(文字通り),なかなかいいショットになりません。結局,フラッシュはオフにして何とか写せた一枚です。

写真を見て,触肢に白い毛が密生,斑紋も特徴的ですぐわかるだろうと思ったのですが,残念。Web図鑑で絵合わせしても種名は不明でした。

と,そんなこんなをツイートしたところ,ハエトリひろばさんのご教示によって解決。何と,「名前がないやつ」なんだそうです。身近で目立つ生き物だと思うのですが,まだまだ未記載種がいるんですね。

2016/09/19 那覇市

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ぐるぐる渦巻き どちら向き

ミヤコウズグモの隠れ帯(メス)

陸貝を求めて林の中へ。木立の根元に不思議なモノが。日の出直後で横から差し込む朝日に渦巻き模様が照らされていました。

蜘蛛の巣だとはすぐにわかったのですが,その造形を面白いと思い記念撮影。

が,戻って調べて,なんてこったい。宮古諸島の固有種でした。辛うじてクモの姿が判別できるのですが,もっとよく観察しておけばよかったと悔やまれます。でも,まぁ,このときは陸貝メインというかオンリーのつもりで撮影に来てますから,仕方ないとも言えます。

このクモ,というか蜘蛛の巣(網)を作ったのはミヤコウズグモ。う~ん,なんか工夫のないストレートな和名です。ウズグモ科はクモ目で唯一,毒を持たないんだそうです。そんな点でも珍しい。南西諸島では島ごとの分化が進んでいるそうで,この種は宮古固有。何でそんなに速く進化したのでしょう?生活の仕方に関係があるのでしょうか。

谷川明男さんによる「クモと西表島」内の沖縄クモ図鑑,該当ページによると,この渦巻き模様はメスの作る「隠れ帯」というもののようです。次はオスの方も探さないといけませんね。

ところで,この渦巻き,いつも渦の向きは決まっているのでしょうか。たくさん張られていたのに撮影したのはこの巣だけという,これまた残念な結果。蜘蛛の巣だけでもまだまだ観察しなきゃいけないことがたくさんです。

2016/08/09 宮古島市

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鉢巻き模様も 単純じゃない

アダンソンハエトリの雄,背面から

毎度おなじみ,アダンソンハエトリの雄。今度は,真上から撮ってみました。遠目に見ている限りでは,真っ黒な体に白の鉢巻きをしているように感じるのですが,こうして拡大すると,かなり複雑な紋様があるんですね。頭胸部をぐるっと囲む鉢巻きの部分は腹部の帯や点と同じ乳白色。それに比べると,触肢の白は純白です。黒に見えていた体だって,飴色や茶色の微妙な色彩パターン。脚は縞々ですしね。

こちらは別角度から。画鋲と一緒に写せたので,その小ささがよくわかりますね。

アダンソンハエトリの雄,画鋲と一緒

2016/07/05 那覇市

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小っちゃいうちは 眼が大きい!?

ハエトリグモの幼体

ハエトリグモが続きます。

この一枚は,ベランダの壁に止まっていたもの。置いてあるプランターのムラサキゴテンに集まってくる小昆虫でも狩っているのでしょうか。

腹部の斑紋からすると,おそらくくアダンソンハエトリではないか,とも思うのですが,全く自信はありません。何より,小さなからだに不釣り合いなくらい大きい単眼が目を引きます。小さいうちからこんなに大きいのは,何か理由があるんでしょう。(クモにとっての)可視光の波長と屈折率の関係など,物理的な要因がありそう,と想像してますが,こちらも確証はありません。

ハエトリグモの幼体

2016/07/01 那覇市

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真ん丸お目々で 見つめてる

アダンソンハエトリの雄

購入して1年ほどになるTG-4に新しいアクセサリが出たので,さっそく購入してみました。が,撮影に出る機会がなかなかない。で,やっぱり身近なものでテストとなりました。

このクモは,アダンソンハエトリの雄。室内で普通に見られるハエトリグモですね。白い触肢を振る姿が印象的で,以前,こんな記事を投稿しています。

カメラを変えて,かなり近寄り,さらに拡大できたので,印象的な一枚となりました。

別な角度からは,こんな感じ。これだと横に並ぶ眼も写せて,いい感じです。

アダンソンハエトリの雄

2016/06/26 那覇市

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お食事中に お邪魔して

ハエトリグモの狩り

目がいいですからね,レンズを向けたら警戒して,そ~っと近付いたつもりでしたが,中断して逃げてしまいました。

ゲットウの花がたくさん咲いていて,近付いてみるとハエがいっぱい。花粉媒介をハエに頼っているのでしょうか,鈴なり状態でした。で,そうすると集まってくるのが捕食者たち。運良く出くわしたのがハエトリグモのお食事風景,というわけです。

撮影している時は,黒いからだに白い帯でアダンソンハエトリの雄と思っていたのですが,後からよく見ると,どうも違う。体つきがガッシリしているし,触肢が白くない。う~ん,難しい。

2016/05/20 南城市玉城字前川

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こんなとこにも 根付いてる

といってもカニですけど。

ルリマダラシオマネキとベニシオマネキ

カメラを片手に下地島をウロウロ。どこで入り江を渡り伊良部島に渡ろうか,と思案ながら,です。というか,不案内な上に入り江が複雑で,橋を渡っても,果たして伊良部に入ったのか下地のままなのかよくわからない。まぁ,あまり気にせずヒョイと橋から見下ろした先に見つけたカットです。

階段形式の親水堤防,その段々を作るコンクリートブロックのマス目に礫砂泥が溜まっている。そんな環境で輝く瑠璃色。ルリマダラシオマネキです。お気に入りの生き物ですから,こんな出会いはうれしいですね。欄干から望遠で狙っていると,同一視野に赤い点。こちらはベニシオマネキです。

辺りには投棄された粗大ゴミが落ちていたりするんですが,生きているんですねぇ。

ルリマダラシオマネキ,オス2個体

こちらの写真はルリマダラのオス2個体。サイズクラスがちがうので,新規加入があったのだろうと思います。こういう光景も安心します。

ルリマダラシオマネキ,メスとオス

こちらはコンクリの上に泥で壁を作っているメス個体とそれを伺うかのようなオス個体。シオマネキは,こうした行動が見られるのが面白いですね。

2016/05/04 宮古島市伊良部周辺

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1本足りない

ヤガタアリグモ

建物の壁にちょこまかと動く影,久し振りにアリグモを見つけました。で,さっそく撮影開始。が,なかなかじっとしてくれない。フォーカスブランケットで何度もレリーズして,まぁまぁ,ピントの合ってる一枚です。

前回,2005年7月の渡名喜島での観察では,腹部の色彩が今ひとつだったのですが,今度はキレイに写せたと思います。この蜘蛛はヤガタアリグモ。撮影してから気付いたのですが,右の後脚が無くなっています。行動に影響は感じられませんでしたけど。

お世話になった,日本ハエトリグモ研究センターのサイト,移転していました。改めて,紹介しておきます。


2015/07/24 那覇市

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奴だ,奴が来たんだ

ツノメチゴガニ,赤っぽい個体

例の赤い奴です。

通常個体の3倍素早くウェービングしていた,ということはありません。

ツノメチゴガニ,ずいぶん赤っぽい個体もいるんですね。

2015/05/04 那覇市大嶺海岸

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舞い踊るのは お稚児さん

ツノメチゴガニ,ウェービング

埋め立て工事の影響が気になる大嶺海岸。その一角,この場所は荒い砂浜,サンゴ片や貝殻が主な堆積物になっています。そんな場所で見られるのが,このカニ,ツノメチゴガニです。

一見,何もいないのですが,腰を落ち着けてしばらくすると,出てくる出てくる。小さな体で精一杯背伸びしてウェービング。まるで,バンザイしてるみたいです。

ツノメチゴガニ,繁殖行動?

ちょっと離れたところでは,2匹が手(鋏脚)を取り合って,ダンスしているみたい。もちろん,繁殖に関わる行動なんでしょうけれど。

2015/05/04 那覇市大嶺海岸

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