白斑ないけど 黒点キラリ

ニセマツノシラホシゾウムシ

県都那覇市とはいえかなり端っこの方,里山的環境が近くにあるためか,夜になると窓辺はそのまま灯火採集状態です。いろんな来訪者がありますが,このとき気付いたのは小さなゾウムシ。窓の外に置いてあったプラ容器の縁にちょこんと止っていました。

このゾウムシは,ニセマツノシラホシゾウムシ,と思われます。というのも,ニセ‐というだけあって,よく似た種類がいくつか。識別点を踏まえて撮影したわけではないので,決め手に欠けるということです。でも,撮影しながら感じていたのは小循板がキラリと光っているなぁということ。これを根拠の同定です。この角度だと,小循板が光っているの,よくわかりますね。

ニセマツノシラホシゾウムシ

2017/06/12 那覇市

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春は 幅広

アオスジアゲハ

5月始めの連休前とはいえ,晴れた日の昼過ぎは夏本番を思わせます。ちょっと歩いただけで汗だくだく。水分補給が欠かせません。そうか,お前もか。と勝手に思いながら写した一枚です。

この蝶はアオスジアゲハ。舗装された道路に溜まった水を吸っています。ほとんど同じ構図を7月末に千葉県で撮影していました。3月上旬に渡名喜島で撮影した個体と比べると,どうも千葉産は緑色帯の幅が狭いような。これが夏型のでしょうか。つまり,こちらの個体は春型かな,と。

でも,地理的な変異とかもありそうだし,なんとも知識が足りません。

2017/05/05 宮古島市下地島

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決め手は ●●

コウヤツリアブ

被写体を求めて隆起珊瑚礁の植物群落内をウロウロ。誰がつけてくれたのか,細い道が海まで続いていました。アダンの葉が切り落とされていたり,石灰岩の間に珊瑚砂をまいて平らにしてあったり。全くありがたい限りです。

そんなところを歩いていると,足元を飛び回る小さな虫。姿形は何度も見ているクロバネツリアブにそっくりですが,ひと回り小さくて,しかも黒っぽい。行動もよく似ていて,しきりに砂地に降りては,お尻(腹部先端)をこすりつけるようにしています。

このアブは,コウヤツリアブ。森林総合研究所のこちらのページによると,やっぱりハチ類に寄生するようです。でも,こんな暑い(しかも熱い)岩礁の上でうまく宿主に出会えるのでしょうか。

同定の決め手となった翅の黒色斑紋は,こちらの一枚の方が見やすいかも。とにかくたくさん見られました。

コウヤツリアブ,翅の黒色斑紋がよくわかる。

2017/05/05 宮古島市下地島

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はっきり 窓が開いている

ミヤコマドボタル

実際は,透けている,かな。

もうすぐお昼という時間帯,建物の壁に大きめの虫が止っています。近付いてみると,なんとホタル。慌ててカメラを取り出して撮影しました。ちょっと高いところにいたので,深度合成とかいろいろ試せなかったのが悔やまれるところ。

このホタルは,ミヤコマドボタル。その名の通り,前胸部に「窓」に見立てられた透明部分があります。沖縄本島周辺で見られるオキナワマドボタルに比べると,窓がハッキリしているように見られます。窓を開けるくらいなら張り出す庇を作らずに,クロイワボタルのように複眼剥き出しでもよかっただろうに,とも思います。いったいどんな適応的意義があったのでしょう。調べている人いるのかな。

2017/05/05 宮古島市下地島

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やっと会えたら 改名してた

ホソヘリカメムシの幼虫

撮影地を求めて,島の西岸で隆起珊瑚礁の上に出られるところを探します。が,そんなに簡単には見つからない。結局,整備された観光地の周辺が気軽に手軽に立ち寄れるところ,となります。整備されているとはいえ,ギンネム林を切り開いたような小道沿いには,それなりに生き物がいてくれます。

この虫は,ホソヘリカメムシの幼虫。見事なまでにアリとそっくり。
前回,2005年8月の観察ではその姿を「ぜひ見たい」と書いています。ようやく念願叶う,ということです。で,いろいろ調べて,またビックリ。Wikipediaの該当ページによると,大陸産の種のシノニムということで,学名が変更されていました。こんなのは,目的意識を持って調べないと気付きませんね。

こちらは同一個体を別角度から。この角度では,口吻がハッキリと見えて,カメムシであることがよくわかります。

ホソヘリカメムシの幼虫

2017/05/05 宮古島市下地島

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まばらに 住んでる?

ヨツモンカメノコハムシ

陸貝の観察と撮影を終えて,公園内の遊歩道をウロウロ。他の被写体を探します。ちびっ子用の遊具が整備されたエリアもじっくり観察。境界の柵に蔓延るマント群落をよく見ていると,やっぱりいましたハムシの仲間,です。

この虫は,ヨツモンカメノコハムシ。2007年6月に南城市で撮影していました。このときと同じように,今回も観察できたのはこの1個体のみ。生息密度が低いのでしょうか。食痕はたくさん見られたのですが。

今回はTG-4とFD-1の組み合わせで,大きくハッキリ撮影できました。
斜めから見ると,こんな感じ。カメの甲羅状,というのがよくわかります。

ヨツモンカメノコハムシ

2017/05/04 宮古島市

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盛り上がり 積み上がり

クロホシテントウゴミムシダマシとウズタカダニ科の一種

陸貝探しで必ずチェックするのは,遊歩道沿いに作られたコンクリ施設。擁壁だったり,東屋だったり,拝所だったり。もちろん拝所には,入らないようにしているのでその外側ということになりますが,とにかく暗くてジメジメしたコンクリートは陸産貝類にとって大事な生息場所です。

で,そんな場所で見つかるのが,このクロホシテントウゴミムシダマシ。8月の観察では交尾ペアがたくさん見られたのですが,今回は個体数も少なめで,忙しなく歩き回っている。進行方向で待ち構えて撮影した一枚です。

で,PCの画面で確かめてみてビックリ。すぐ横に,なにやら8本脚のものが写っている。大きさは1mm程。このサイズになると,野外ではなかなか気付かないですね。で,その正体は,フォロワーさんに教えていただき,ウズタカダニ科の一種らしいとわかりました。ササラダニ亜目に入るそうで,気付いていれば,深度合成とかしてしっかり撮影していたのにと悔やまれます。

このダニ,成長に伴う脱皮殻を背負っているんだとか。この個体は4層背負っているので,成体になっていると考えられます。う~ん,奥深きダニの世界。

2017/05/04 宮古島市

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肩の辺りに わずかに残る

コフキゾウムシ

もちろん,昆虫に肩はないんですが。

野外で撮影していると,普通種と言われるような,どこでも普通にたくさん見られる生き物にも出会います。すばしっこく動き回るものは,あえて撮影しようとはしませんが,この虫のようにジッとしてくれていると,やっぱりレンズを向けてしまいます。

この虫は,コフキゾウムシ。マメ科植物に普通,だそうです。実際よく出会います。図鑑には「全体に緑色の鱗片」とあるのですが,印象は白っぽい。今回の撮影で,その矛盾が解決しそうです。胸部の後端から鞘翅の前端の辺りにわずかながら緑色のものがついています。前回2005年5月下旬の観察では,全身ツルッとした感じ。活動しているうちにどんどんとれてしまうものなのでしょう。羽化直後の姿を見てみたいものです。

2017/05/04 宮古島市

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裏側からも のぞいてる

タイワンクロボシシジミ

陸貝探しとクモ探しで,まずまずの成果を得て,さらにウロウロ。整備されていた遊歩道を進みながら,撮影対象を探します。

木々の間の木漏れ日を受けている葉先に,シジミチョウがとまっていました。翅に光が当たっていませんが,特徴的な斑紋がよくわかります。この蝶はタイワンクロボシシジミ。2007年5月にも観察しています。ちょうど羽化の時期なのかもしれませんね。

たまたま葉裏にアリがいて,その様子がおもしろいな,と。

2017/05/04 宮古島市

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額の赤丸 気に掛かる

シタベニセスジスズメ

施設周辺の花鉢に,朝の灌水。そろそろ終わりと,片付けしているところに,ス~っと飛んできた蛾。パッとみただけでスズメガの仲間だろうとは思うのですが,それ以上は図鑑を見ないとわかりません。葉裏に止まったりして撮影しにくいんだよなぁ,と見ていると,サンセベリアの中に入っていきました。これは!と何とか撮影した一枚です。

この蛾はシタベニセスジスズメ。「下紅背筋雀」ですかね。後翅に紅色の斑紋があるようですが,飛んでいるときは気付きませんでした。

いつもお世話になっている「みんなで作る日本産蛾類図鑑」さんの写真と絵合わせで同定しました。その決め手は,前翅前縁にある斜めの紋様。この仲間でここに筋状の模様が入るのは見当たりませんでした。

ところで,複眼の間にある赤丸は何でしょう? ダニでも付いているのかな?

2016/09/23 那覇市

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