一度はその味,試してみたい!

イヌマキの花床と種子

駐車場の脇にたくさんなってたよ,と聞いて,それはぜひと,さっそくカメラを持ち出してパチリ。少しだけ枝先を折り取って室内に持ち帰り,いろいろ観察させてもらいました。

この果実のようなものはイヌマキの種子。微妙な表現になっているのは,イヌマキがいわゆる裸子植物で,写真左側の赤く色づいている部分は「花床」で果実ではないのです。右側にくっついている部分が種子なんですね。実際には包葉に包まれているとのことですから,雌花のうちに観察しておきたかったと悔やまれます。

イヌマキの花床と種子の断面

この花床,何と食べられるんだとか。甘みもあるということで,これはぜひ試したい。が,どんな色になると熟しているかがわからなかったので,とりあえず切り開いてみたのがこちらの写真。汁気がたっぷりで,いかにも美味しそう。鳥がつつくようになったら,食べられるかな。

イヌマキ,木になっている様子

木になってるときはこんな感じ。まだ傷ついているもの,落ちているものがほとんどなかったので,しばらく待ってみます。

2016/08/03 那覇市

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この葉では 気がつかない

アサガオガラクサ

いろいろあって,ようやくやってこられた下地島。観光名所でもある帯岩にやってきました。その写真は,またの機会に譲って,足元に咲いていた小さな花を紹介。

この花は,アサガオガラクサ。花を見ればそれはアサガオの仲間(ヒルガオ科)だとすぐわかります。だがしかし,この葉の形と付き方がまるで豆の仲間。いったいこれは何なんだ!?と撮影して,後日,図鑑で絵合わせ。ある意味特徴的で,すぐに種名が判明しました。

沖縄本島では減っているようですが,こんな花があったんですねぇ。海岸にはよく行くけど,こんな植物が生えている辺りは,すぐに通り過ぎていたからかもしれません,全く気付いていませんでした。

2016/05/05 宮古島市伊良部島帯岩周辺

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5×5に 裂けている

アメリカフウロ

7つの場合もあるようですけど,そうすると七支刀みたいでカッコイイかも。

春の野草を探しに,建物の周りをうろうろ。街中なので移入種が多いのですが,小さな花を咲かせている野草がたくさんありました。写真はその中のひとつ,アメリカフウロです。

以前紹介したときは,果実の面白さに注目していたのですが,細かく切れ込んだ葉もなかなか味わい深いな,と思います。花も各パーツが揃っていて,初学者の解剖実習に好適かもしれません。

2016/03/17 那覇市

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小さな訪問者 2

カンヒザクラを訪れるセイヨウミツバチ

立春から1週間ほど経ち,桜(カンヒザクラ)の花も見頃を迎えました。そうすると,蜜を目当てに,いろいろな動物たちが集まってきます。今日はたくさんのミツバチ(おそらくセイヨウミツバチ)が,せわしく飛び回っているのに出会いました。

が,この一枚,ほとんど同じものを以前撮影しています。2000年2月5日,島尻郡八重瀬町八重瀬公園。まさに,「年年歳歳花相似」ですね。

カンヒザクラを訪れるセイヨウミツバチ in Feb.2000

見上げると,春の青空に桜色が映えていました。

春の空とカンヒザクラ

2016/02/12 那覇市

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サクラサクまで,もう少し

立春にほころぶカンヒザクラ

今日は立春。暦の上では,もう春ですね。

3年前には満開になっていた職場の桜(カンヒザクラ),今年は,ようやく蕾がほころびかけてきたところでした。

今年は季節の進み方が,ちょっとゆっくりなのかもしれません。

2016/02/04 那覇市

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金色 背中が 目印です

フジの花とクマバチ
被写体を求めて街中の公園をウロウロ。そろそろ夕方という時間帯で,暑さもピークを過ぎたと思うのですが,まだ,生き物たちが活発に動き出す時間には早過ぎるようです。

活発に飛び回っているコシアキトンボを,何とか写せないかと池の周りを回って藤棚のところに来た時に,ぶ~んと飛び回っているハチに気づきました。

クマバチ

このハチはクマバチ。オキナワクマバチに比べると,胸部に密生した黄色(金色)の毛が特徴的です。別名がキムネクマバチ。うん,わかりやすい。

さて,花の方。フジ,と思ったら,ヤマフジというのもあるそうで,この2種は蔓の巻き方が逆向きなんだとか。そんな知識がないので,撮影したのは花序ばかり。ということで,花はフジ属の何か,ということで。

2015/07/29 東京都荒川区荒川自然公園

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逃走者だと思ったら

ハマナデシコ

久しぶりにやってきた外房の海。夏となると学生の時分以来かもしれません。強い陽射しを受けてコントラストの強い風景を期待していたのですが,,,この日は朝から濃霧注意報。勝浦あたりから海岸線が見えるようになると,そこはもう白い霧の中。

フィールドワークを予定していたこの海岸も,濃い霧に包まれて,とにかく白くて低コントラスト。影がない。そんな中で気付いたのがこの花です。

陸側の植生の一番下のラインに濃いピンクの花がこんもりと咲いている。遠くから霧を通してもそれはわかるのですが,あまりに鮮やかそうな色に,てっきり栽培されていたものから種子が運ばれて根付いたものだと勘違いしてしまいました。ニチニチソウに見えたんですね。

この花は,ハマナデシコ。こんなのが野生種なんですから,それは昔の人も栽培したり改良したりやってみたくなりますよね。渡名喜島で観察したカワラナデシコに比べると,色はこちら,姿はカワラのほうが見応えあるかな。

しかし,これだけ目立つ花に,何故気づいていないんだ,当時のわたしは?

2015/07/30 鴨川市実入

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透かしというより 隙間だな

スカシユリ

久しぶりにやってきた,夏の房総。自然はそんなに変わっていないはずですが,わたし自身の見る目はずいぶんと変わったのかな,と思わされました。というのも,この辺りに通った頃にはまったく気にもとめなかった植物や岩石が,やたらと目につくのです。この花もそんな一枚。

直径が10cmはあろうかというユリの花。しかもこの色。とても目立つ,,,はずですが,当時,観察した記憶が全くない。如何に潮間帯の動物中心にしかものを見ていなかったのか,ということですね。

このユリはスカシユリ。何と,千葉県版レッドデータブックで絶滅危惧II類になっているそうです。この日,この地域ではたくさん咲いていたのにな。大切にしていきたいものです。

2015/07/30 千葉県鴨川市実入

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黒星2つ どこ行った?

ハラビロヘリカメムシ,左側面

ハラビロヘリカメムシ,正面

海岸近くの植栽で,被写体を探してウロウロ。葉の隙間を飛び回る小さな虫を見つけました。

この虫は,,,ヘリカメムシの仲間。よく似た種類にホシハラビロヘリカメムシというのがいるのですが,その種の特徴は背面に左右並んだ2つの黒点。で,この点がないものは,ハラビロヘリカメムシというのがいて,それかとも思うのですが,こちらは沖縄には分布しないようです。

う~ん,難しい。撮影した後の絵合わせだけでは,なんとも決め手に欠ける。

ここでは,明瞭な黒点がないのでハラビロヘリカメムシとしておきます。

ハマササゲ

観察した植栽は,ハマササゲによって,半ば覆い尽くされていました。生息しやすい環境なのかもしれません。

2015/05/20 南城市安座真

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木陰でキラリ 白と瑠璃

タシロルリミノキ,花

県民の森の自然観察遊歩道,手入れの行き届いた林の中をめぐる1000mほどの観察路です。わたしのオススメ,渓流コースは全長が800m,アップダウンもそれほどきつくないし,その割には,暗くてジメジメなところから水音軽やかな流れのほとり,斜面沿いの階段と変化があって,いろんな生き物に出会えます。

この一枚は,林の中の低木に咲いていた白い花。節ごとに葉の付け根に固まって,たくさん咲いていました。ちょうど時期なのかもしれません。この花はタシロルリミノキ。別名としてリュウキュウルリミノキというのが挙げられていて,どちらが標準和名なのかよくわかりません。

タシロルリミノキ,果実

この名の「瑠璃実ノ木」というのは,ご覧のとおり,鮮やかな瑠璃色の果実をつけるから。何故か,この株のこの節にだけ果実が残っていました。

さてこのルリミノキの仲間(属),属までの同定はそれほど問題ないのですが,種がわかりにくい。葉脈の走り方とか,茎の毛のようすとか,どうも…。この2枚の個体も同種なのかどうか,タシロ-で正しいのかどうか。難しいです。

2015/05/02 恩納村県民の森

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