今度は右側

リュウキュウアマガイ

この日は久しぶりの野外活動。以前にも訪れたことがある場所で露頭の観察会でした。

で,露頭の方も気にしつつ,撮影対象を探します。とはいえ,そこはやっぱり集団行動。みんなに付いて行かなくてはならないので,腰を落ち着けて,とはいきません。それでもいくつか撮影してきたうちの一枚がこれ。リュウキュウアマガイです。

わたしにとっては,いろいろと思い出深い種なんですが,前回は左側を紹介しました。月は違いますが,同じ団体の観察会で,しかも降雨直後の撮影です。まぁ,本種の撮影には,この時期,この条件が適,という記録ですね。

2013/09/14 宜野座村宜野座漁港地先

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目立つか否か ビミョーなところ

ツヤハマシイノミ

暗色の基岩に黄白色というか,クリーム色の光沢のある貝殻。一見すると,かなり目立つように思うのですが,離れてみると,琉球石灰岩の岩肌に溶けこむように紛れてしまい,これで結構見つけにくいのです。

この貝はツヤハマシイノミ。打上げでよく見つけるんですが,生貝は,探さないと見つからないですね。生息密度も低そうですし,どうやって子孫を残しているんでしょう。

別な角度から撮影したカットがこちら。触角の根元に黒点が見えます。眼点でしょうか。

ツヤハマシイノミ

2013/09/14 宜野座村宜野座漁港地先

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雨上がりにお散歩

リュウキュウアマガイ

この日の観察会は,前線通過による強い雨のため,30分以上遅れてスタート。でも,そのために運よく観察できたものもあるのです。

それがこの一枚。リュウキュウアマガイです。以前の投稿でも書いたように,活動するのは波しぶきや雨で濡れた時だけ。いつもは,カラカラに乾いたところで固く蓋を閉ざしている姿しか見られません。けれども,この時は数個体が活動していました。

ちょこっと持ち上げた殻の下から,黒い触角と真ん丸の眼が見えて,ωのような口吻も可愛く感じられますが,どうでしょう。

2012/11/10 恩納村安富祖みゆきビーチ

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これは珍品

クマノコガイを背負ったムラサキオカヤドカリ

もちろん探せば,それなりに見つかるものだとは思いますが。

この日は海岸で露頭の観察会。もちろん岩石も興味深いのですが,海岸生物も気になります。講師のお話を聞いている時に,足元で動くこれに気づいてしまったのです。

円らな瞳(に見える複眼ですね)が可愛いムラサキオカヤドカリ。国指定の天然記念物です。が,県内海岸では,ごく普通にたくさん見られる生き物です。珍しいのは背負ってる貝殻,宿貝の方です。どうやら,これはクマノコガイ。沖縄ではあまり見かけない(打ち上げも採れない)種類です。この場所で見られたということは,非石灰岩岩礁地域には分布しているみたいですね。

それにしても,貝殻の痛み方。ずいぶん長いこと,おそらく何代にもわたって引き継がれ利用されてきたような感じがします。ヤドカリにとっては貴重な資源なんでしょうね。

2012/11/10 恩納村安富祖

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おーしまです,は鶴ですけど

オオシマゼミケーン,ケーンと聴きなしされるけど,鶴の一声はどんな声でしょう。

県民の森に聳える熱田岳。この時期に訪れると中南部では聞くことができない,このセミの大合唱に包まれています。林の中で,しかも梢の方にとまっていることが多くて,なかなかその姿をハッキリ撮影できずにいたのですが,この時は,たまたま目の前に来てくれて,フラッシュ炊いて撮影できました。単眼が光を反射してキラリと光っています。

このセミは,オオシマゼミ。オオシマは奄美大島のことのようです。涼しくなってくると,このセミとサシバの声が聞きたくなりますね。
2012/10/12 恩納村安富祖県民の森

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こうして見ると やっぱり高いな

オキナワヤマタカマイマイ

程よく放置された(いや,手入れされた,でしょうね)山林に,遊歩道が整備された県民の森は,生き物観察にもうってつけ。樹上棲のこの種類を間近で観察できるのも,きっと生息密度が高いから,それだけ出会える確率が高い,ということなのでしょう。

このカタツムリは,オキナワヤマタカマイマイ。以前の観察では,遠くから望むだけでしたが,今度はすぐ近くから,じっくり撮影できました。ただし軟体部はおあずけです。

こちらのサイトによると,学名が変更されたようです。それも4年前に。う~ん,最先端についていくのは,なかなか大変です。

2012/10/12 恩納村安富祖県民の森

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カビが取れてスッキリ

サビムラサキホコリ

9月末の台風18号接近があったため,多分荒れてるんじゃないかと思ったら案の定,枝葉がすっかり落ちて,森の中はすっかり明るく乾燥していました。この時期は,毎度こんな感じです。でも,こうした出来事で,自然はうまく機能していくのでしょうね。

そんなことを感じさせてくれるのが,こういった分解者の存在。でも,知識不足でなかなか着目できずにいるというのが実情です。この一枚は,変形菌界の有名人,ムラサキホコリ(の仲間)です。以前はムラサキホコリカビと呼ばれてましたが,いつの間にかカビがとれたんですね。まぁ,カビとは全く違いますから,誤解を与えなくて,この方がいいと思います。

で,種類ですが,どうも,こちらのページの写真を見ると,サビムラサキホコリとするのがよさそうです。絵合わせでの判断なので,ムラサキホコリ属の一種,くらいがいいのかもしれませんが。

2012/10/12 恩納村安富祖県民の森

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あ~かい あか~い 紅いの赤

オオシマカクムネベニボタル今日のシンボルカラーは,赤。

ということで,未使用写真を探して引っ張りだしてきたこの一枚。春のやんばるで出会った,オオシマカクムネベニボタルです。

春先には,よく見られるようなのですが,何分,やんばるは遠い。この時も,休みを利用して,何とかやってきたのでした。被写体を探してウロウロ,何気に頭上を見上げた時に気付いて,慌てて撮影した一枚です。既に薄暗くなっていたので,フラッシュを焚かなくてはならなかったのですが,ちょっとギラギラしてしまって,実物と印象が違ってしまい,お蔵入りとなっていたのでした。触覚の形から,オス個体だとわかります。交尾相手を探しているところ,なんでしょうか。

今日のようなことを,もう二度としなくてよいように,と願うとともに,また会ってみたいな,と思う昆虫です。

2008年3月撮影の記事

2008/03/21 国頭村

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お高い証拠

この日の野外活動は,もう大変。デスクワーク漬けの生活で体調も不充分だったのですが,きつい登りにふらふら。久し振りに貧血昏倒しそうになって,肝心の観察・撮影は殆ど出来ませんでした。やって来たのは,おなじみの県民の森。でも,いつもと違い,熱田側の登山道から入山です。

両錐石英

で,この日のお目当てが,こちらの両錐石英。高温型とも呼ばれるようで,溶岩が573℃以上の時にこの形で結晶するそうです。バックの平行線は6mm罫のノートですから,その大きさが想像できると思います。この結晶を含む母岩がこちら。

石英斑岩中の風化クロウンモ

金色に輝く鉱物がたくさん入っていますが,これは風化したクロウンモ。石英斑岩という岩石になるそうです。そして,何と,この山まるまる貫入岩脈なんだとか。う~ん,なんともスケールが大きくて,その点でも目眩がしそうなお話です。

後日,また訪れて,今度は自分で採集してみたいものです。

2012/09/08 恩納村安富祖県民の森

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大物ゲット!

ずいぶん前に撮影したものですが…

オオジョロウグモ,クマゼミをゲット この日は おきなわ石の会 の野外巡検。
集合場所の廃校で,やっぱり生き物探しです。トイレを借りに敷地内をウロウロすると,こんな場面に出くわしました。

このクモはオオジョロウグモ。以前は久米島産を紹介しました。獲物の方はリュウキュウクマゼミ。横から撮影できたので,触肢や鋏角のようすがよく判ります。まさに,ガブッといっちゃってる状態です。小さな赤いクモが集まってきてるのも判りますね。

2009/07/25 名護市底仁屋

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