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10年かけて,ここまで来た

ヨナグニアカアシカタゾウムシ

とある集まりで,またまた南風原にやって来ました。昼食を手早く済ませて,裏山に。斜面沿いに戦跡があって,そこが観察に手頃な二次林になっています。時間もないので,手近なところで木の葉の食痕を探したり,足元には何か落ちていないかとキョロキョロしたり,被写体を探します。そうして見つけたのがこの虫,一見してゾウムシの仲間とわかります。 

でも,種類まではわからない。帰宅してから図鑑やネットで絵合わせしながら,どうやら,ヨナグニアカアシカタゾウムシらしいとわかります。与那国島固有種ですが,2009年に沖縄本島でも発見の報告があって,各地に分布を広げているんだとか。カタゾウムシの仲間ですから,鞘翅を開くことはできず,つまり飛べない。こんな小さな虫がどうやって拡散していくのだろうと思いますが,何しろ小さい(体長1㎝未満)ので,きっと公園などの植栽によって人の手で広がっているんでしょう。 

県内とはいえ,やっぱり人為的移入種。島固有の生き物は,その地に行って観察したいものです。 


ヨナグニアカアシカタゾウムシ

こちらの右側面観は翌日に同じ場所で撮影したもの。光が良く当たって,色彩がよくわかるようになりました。

2019/08/10 南風原町

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