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水いろめがねは だれのもの

ヒメトンボ

撮影していたときは,シオカラトンボの仲間だろうくらいにしか思っていなかったのです。オオ‐とかホソミ‐とか,いろいろいますからね。

宅地と畑の間に,放置された水たまりがあって,水草と藻類が絡み合って水面を覆っています。その表面に止まったり,辺りをぐるっと飛び回ったり。すぐに元に戻ってくるので,縄張り防衛行動なんだろうなぁと想像がつきます。それで,一ヶ所でジッと待ってシャッターを切りました。

遠征から戻って,図鑑で絵合わせしてみると,どうもシオカラトンボとはちがう印象。翅に斑紋が無いし,複眼が青っぽいし,複眼の間(顔面?)も白というより水色っぽい。腹端の2節が黒くて付属器は黄色。どうも,ヒメトンボのようです。あまり小さく感じられなかったのですけれど,シャッター切るのに夢中になりすぎだったのかもしれません。

以前,2004年5月に渡名喜島で観察したときには,その大きさに注目していたのに,比較対象がいなかったからかなぁ。

ヒメトンボ

そうそう,タイトルは童謡「とんぼのめがね」から。「赤いろめがね」や「ぴかぴかめがね」は,まぁ,そういった種が県外にも広くいそうですけど,「水いろめがね」は,どの種でしょう? 具体的な種じゃなくて,イメージなのかな? 作詞者は福島県出身だそうですが,さて,水いろめがねは何トンボ?

2018/04/25 宮古島市城辺福里・地下ダム資料館

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