下まで,青い
所用でやって来た宮古島,空いた時間に以前から気になっていた地下ダム資料館へとやって来ました。すぐ隣には農村公園があって,湧水を利用した親水公園になっています。
が,明らかに,放置されている。草茫々で水辺に近付くのもひと苦労,こんな様子ではとても一般人,子どもたちの利用なんてありえない。ハブがいない宮古島だからこそ,安心して草むらに入れるというものです。
でも,まぁ,いったん,水場までたどり着くと,たくさんの生き物たちが見つかりました。ので,これはこれで,ありがたいかな,とも思えます。
まず目についたのは,水の中から茎を立ち上げ,可憐な花を咲かせていた,シマツユクサ。
2006年5月に渡名喜島で観察したものを紹介しましたが,どうも誤同定だったようです。シマツユクサはこの写真にあるように花弁が3枚ともほぼ同大同色。先のものは,下側になる一枚が半透明で小さくなっています。どうやら,マルバツユクサ,Commelina benghalensis のようです。
岡山理科大学 植物生態研究室内のツユクサ科を参考にさせていただきました。
2018/04/25 宮古島市城辺福里・宮古島市地下ダム資料館
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