尻尾の先の 長さで区別
ということを知ったのは,遠征から戻って,図鑑をパラパラとめくっているとき。撮影しているときは,どうしても頭部にピントを合わせてしまうので,肝心なところはピンぼけですが,この一枚が一番よく写っているものでした。
このトンボは,コフキヒメイトトンボ。その名に反して粉を吹いていないこと,タイトルにした「尾部下付属器」が長いことから,未成熟な雄個体と考えられます。
一方,こちらは粉を吹き始めているそろそろ成熟するかな,という雄。渡名喜島で観察したような成熟雄は見られませんでした。
更にこちらは,未成熟な雌。渡名喜島でも観察しましたが,全く体色がちがいます。そして,緑の草むらの中を赤い体でフワフワと飛んで,とてもよく目立つ。アオモンイトトンボと混棲していましたが,食べられてしまわないのか心配になります。
渡名喜島で観察した個体はこちらの記事からどうぞ。
2018/04/25 宮古島市下地崎田緑地公園
| 固定リンク
「01_昆虫」カテゴリの記事
- ここ掘る ブンブン,とでもいう感じで(2021.06.02)
- こんなところにも やってくる(2019.03.01)
- 坂の上の紺色(2019.10.16)
- 地味ながらも 美しい(2019.09.24)
- 垂直面が好き(2021.01.05)
「45_宮古の自然誌」カテゴリの記事
- しきりに こちらを 気にしてる(2019.04.30)
- その白さが 際立っている(2019.04.29)
- ライバル接近(2018.04.30)
- 水いろめがねは だれのもの(2018.04.29)
- 尻尾の先の 長さで区別(2018.04.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント