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尻尾の先の 長さで区別

コフキヒメイトトンボ,未成熟な雄個体

ということを知ったのは,遠征から戻って,図鑑をパラパラとめくっているとき。撮影しているときは,どうしても頭部にピントを合わせてしまうので,肝心なところはピンぼけですが,この一枚が一番よく写っているものでした。

このトンボは,コフキヒメイトトンボ。その名に反して粉を吹いていないこと,タイトルにした「尾部下付属器」が長いことから,未成熟な雄個体と考えられます。

コフキヒメイトトンボ,粉を吹き始め

一方,こちらは粉を吹き始めているそろそろ成熟するかな,という雄。渡名喜島で観察したような成熟雄は見られませんでした。

コフキヒメイトトンボ,未成熟な雌

更にこちらは,未成熟な雌。渡名喜島でも観察しましたが,全く体色がちがいます。そして,緑の草むらの中を赤い体でフワフワと飛んで,とてもよく目立つ。アオモンイトトンボと混棲していましたが,食べられてしまわないのか心配になります。

渡名喜島で観察した個体はこちらの記事からどうぞ。

2018/04/25 宮古島市下地崎田緑地公園

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