ずいぶん 腹黒い
夏の陽射しも傾いて,少し涼しくなってきた頃,壁の高いところに見慣れぬトンボが止まっているのに気づきました。いつも群れ飛んでいるウスバキトンボに比べるとちょっと大きくて,何より黒っぽい。これは,黄昏活動性のあいつらか,と慌ててカメラを向けて撮影しました。が,こんな街中で,そんな連中にそうそう出会えるはずもなく,では一体何だろうと図鑑で絵合わせです。
翅の先端がわずかに色づいていること,翅の基部に黒斑があること,胸部の黒条などから,オオシオカラトンボの雌,としました。が,腹部背面,とくに末端に行くほど真っ黒なんだよなぁ。果たして誤同定なのか,成熟に伴う変化があるのか,不明です。
こちらは別角度から。腹端の形状から雌なのは間違いないとして,う~ん。
2017/08/13 那覇市
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