小さくて 大きい世界
ふと気がついて,建物の壁に近寄り,じ~っと見るけど,よくわからない。何しろ小さすぎます。もう,肉眼ではこの大きさで詳細な観察は無理,な年齢です。そこで,マクロ撮影。カメラに備え付けの深度合成機能を使って,何枚か撮影しました。
撮影したものを拡大表示して,ようやく正体判明。カミキリムシのようです。それ以上は図鑑とネットで絵合わせしながら探してみました。
このカミキリムシはフタホシサビカミキリと考えられます。「カミキリ情報館」内のページを参考にしました。小さくて判然としませんでしたが,こうしてみると,細かな模様もちりばめられていて,とてもキレイ。でも,先のサイトなど見ると,よく似た微少な種がたくさんいるんですね。さらに,「東京昆虫館」内のページによると,なんと,この種はメスしか存在せず,単為生殖しているのだそう。
カミキリムシの世界,噂通り,広くて奥深い世界のようです。
2016/08/17 那覇市
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