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やがて消えゆく 白き頂

ミヤコオキナワギセル

並んで写っているこの細長いカタツムリ,よく見て数えると,その巻き数が違います。明らかに右側のほうが多い。だがしかし,更によく見ると,左側は先端が欠けているのがわかります。実はこの仲間,成熟すると殻の先端,殻頂部分か欠け落ちてしまうのです。

この貝はミヤコオキナワギセル。前回の撮影は2000年1月ですから,16年ぶりです。移動力の乏しい生き物ですから,生息場所に行けばそれなりに観察できていたのですが,今回再訪してビックリ。多産していた並木が伐採され整地されていました。なんてこったい,ですが,子どもたちもたのしめるような公園ですので致し方ない面も。すぐ側の植え込みでしっかり生きながらえている姿を確認しました。

近縁のオキナワギセルに比べると,殻の色が特徴的なことがわかります。島の固有種が生きながらえていけるように,そんなに広くはない生息地ではありますが環境が保全されることを望みます。

2016/08/09 宮古島市

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