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鉢巻き模様も 単純じゃない

アダンソンハエトリの雄,背面から

毎度おなじみ,アダンソンハエトリの雄。今度は,真上から撮ってみました。遠目に見ている限りでは,真っ黒な体に白の鉢巻きをしているように感じるのですが,こうして拡大すると,かなり複雑な紋様があるんですね。頭胸部をぐるっと囲む鉢巻きの部分は腹部の帯や点と同じ乳白色。それに比べると,触肢の白は純白です。黒に見えていた体だって,飴色や茶色の微妙な色彩パターン。脚は縞々ですしね。

こちらは別角度から。画鋲と一緒に写せたので,その小ささがよくわかりますね。

アダンソンハエトリの雄,画鋲と一緒

2016/07/05 那覇市

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小っちゃいうちは 眼が大きい!?

ハエトリグモの幼体

ハエトリグモが続きます。

この一枚は,ベランダの壁に止まっていたもの。置いてあるプランターのムラサキゴテンに集まってくる小昆虫でも狩っているのでしょうか。

腹部の斑紋からすると,おそらくくアダンソンハエトリではないか,とも思うのですが,全く自信はありません。何より,小さなからだに不釣り合いなくらい大きい単眼が目を引きます。小さいうちからこんなに大きいのは,何か理由があるんでしょう。(クモにとっての)可視光の波長と屈折率の関係など,物理的な要因がありそう,と想像してますが,こちらも確証はありません。

ハエトリグモの幼体

2016/07/01 那覇市

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