警戒色が 薄れてる
ヨツスジトラカミキリを撮影して,すぐ横に移ると,姿形のよく似た虫が…だがしかし,色が全く違う。微妙な色合いの緑は,周囲の葉の茂った環境へ溶け込む擬態なのか。トラカミキリ類はいろんな種類に分化していることを知識としては持っていましたが,実物を見ると,疑問がいっぱいわいてきます。ハチ,特にアシナガバチやスズメバチに擬態しているということじゃなかったのか,と。
このカミキリムシは,フタオビミドリトラカミキリ。写真をTwitterに投稿したら,すぐにご教示いただきました。
県内で観察できていないのはなぜだろう,と考えて,おそらくこの種の活動時期に野外へ出られていないため,と思い至りました。う~ん,いかん。でも,オンシーズンは駐車も難しくなるし。ともあれ,海岸林の探索は今後の課題です。
2015/07/30 勝浦市吉尾
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