塩分過多には ならないのかな?
久しぶりの磯歩き。当時と違って,今は植物や地質にも目が向きます。言い換えると,常にキョロキョロ,足元注視の磯乞食モードから,上も横も,とにかくキョロキョロ被写体探しです。
この一枚もそうして気づいたもの。真っ黒な砂が堆積していたので,砂鉄(磁鉄鉱)は入っているか,輝石や角閃石なのか,としゃがみ込んでいるところに視界の隅を横切る影。アオスジアゲハです。
以前,渡名喜島産の個体を紹介したときは,なかなかとまってくれない,と書いているんですが,このときは,砂浜でじっとしていました。こちらに気づいて飛び立っても,すぐに戻ってくる。話に聞いていた吸水行動です。この場所は山側から淡水の流入もあるんですが,それにしても塩分が多そう。ヒルギ類やウミガメみたいな塩分排出のしくみを持っているのでしょうか。
2015/07/30 鴨川市実入
| 固定リンク
「01_昆虫」カテゴリの記事
- ここ掘る ブンブン,とでもいう感じで(2021.06.02)
- こんなところにも やってくる(2019.03.01)
- 坂の上の紺色(2019.10.16)
- 地味ながらも 美しい(2019.09.24)
- 垂直面が好き(2021.01.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント