木陰でキラリ 白と瑠璃
県民の森の自然観察遊歩道,手入れの行き届いた林の中をめぐる1000mほどの観察路です。わたしのオススメ,渓流コースは全長が800m,アップダウンもそれほどきつくないし,その割には,暗くてジメジメなところから水音軽やかな流れのほとり,斜面沿いの階段と変化があって,いろんな生き物に出会えます。
この一枚は,林の中の低木に咲いていた白い花。節ごとに葉の付け根に固まって,たくさん咲いていました。ちょうど時期なのかもしれません。この花はタシロルリミノキ。別名としてリュウキュウルリミノキというのが挙げられていて,どちらが標準和名なのかよくわかりません。
この名の「瑠璃実ノ木」というのは,ご覧のとおり,鮮やかな瑠璃色の果実をつけるから。何故か,この株のこの節にだけ果実が残っていました。
さてこのルリミノキの仲間(属),属までの同定はそれほど問題ないのですが,種がわかりにくい。葉脈の走り方とか,茎の毛のようすとか,どうも…。この2枚の個体も同種なのかどうか,タシロ-で正しいのかどうか。難しいです。
2015/05/02 恩納村県民の森
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