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葉っぱに包まれ 葉内花

ハナイバナ

春の陽気に誘われて,といえば聞こえはいいのですが,実際は,なかなか野外へ出ることができず,手近な植桝の野草に被写体はないかとウロウロしてみました。

そうして見つけたのがこの花。白,ではなくやや青みがかった小さな花。どこかで見たような,,,と,調べてみたら,以前,春先に観察したキュウリバナにソックリです。でも,花の着き方はかなり違う。それが和名の由来となった,ハナイバナ,です。

タイトルに書いたように「葉内花」なんですね。写真の花のすぐ下(元側)に,萎んだ花が一輪,その後ろには節毎に咲き終わった花が並んでいます。どうも「葉内」には感じられないのですが…。咲いているときは,必ず枝先で,葉に包まれるようになっているのでしょうか。

2015/03/31 那覇市

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小さな世界も 睨み合い

ハラヒシバッタとカメムシの睨み合い

この日は浦添城跡での巡検。集合までにちょっとした時間があったので,さっそく駐車場脇の植え込みに。タンポポがたくさん見えたので,何か動物はいないかな,と探してみました。すると,野草の間でピョンと跳ねるもの,小さな小さなバッタです。

このバッタはハラヒシバッタ。成体も,こんなサイズ。この小ささはかなり強烈な印象で,幼い頃からこのバッタのことは知っていました。でも,その頃の図鑑には「ヒシバッタ」と載ってたと思うんですが,いろいろ検索すると,標準和名には「ハラ-」をつけるようです。「原」なのかな。

撮影した後で気づいたのですが,バッタの目線の先に小さな昆虫がいます。ツチカメムシの仲間の幼虫かな。撮影している時には全く気づきませんでした。ヒシバッタだけでも充分に小さいですからね。

ハラヒシバッタ

ハラヒシバッタだけを別カットからトリミングしてみました。画像が荒いですねぇ。名前の由来の菱形がよくわかるような角度からも撮影しておけばよかったと後悔。今後の宿題とします。

2015/03/14 浦添市仲間,浦添城跡

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白い葉裏がポイントです

ハマサルトリイバラ,花序と葉裏

石の会の巡検でやって来た浦添城跡。多人数で行動すると,自分では気付かない・知らないことを教えてもらえます。一方で,じっくり腰を落ち着けて撮影できず,納得の一枚とならないことも。この一枚は,そんな両面性が込められたものとなりました。

この植物はハマサルトリイバラ。これ,花が咲いてるのは珍しいよ,葉の裏が白くなってるのが目印だよ,と教えて頂いて,それなら撮影せねば,といろんな角度からパチリ。でも,曇天で光は足りず,立体的な形でピント合わせが難しく,どうにもいいカットが撮れません。そうこうしているうちに,みんなは移動してしまい,一人ぼっち。撮影した中から,なんとか見られるもの選んでレタッチしてみました。

以前,渡名喜島産の株を紹介した時にも葉裏のことを書いていました。また,花序の拡大も紹介してありました。これらのほうが,写りがいいなぁ,,,外付けフラッシュやレフ板が欲しくなります。

2015/03/14 浦添市仲間,浦添城跡

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春に満開 でも疎ら

リュウキュウコザクラ,株全体

この日,久しぶりの野外は,やっぱりおきなわ石の会の定例会。浦添ようどれとグスク跡にやって来ました。

いろいろ見学して回るのですが,ふと気づくと,足元に野草のお花畑。季節の移ろいがはっきりしないとか季節感がないと言われることもある沖縄ですが,生き物たちは,きちんとサイクルを守っているようです。

この花は,リュウキュウコザクラ。以前,花の拡大を紹介しました。辺りを埋め尽くすように咲いているんですが,いかんせん株に対して花が小さい。写真にすると,その感じがうまく表現できません。う~ん,どう撮ればいいんだろう。今回は株全体。次の課題は咲き乱れるお花畑のようす,です。

リュウキュウコザクラ,群落のようす

2015/03/14 浦添市仲間,浦添城跡


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