ただ今引っ越し中
県民の森・渓流コースの自然観察は,コースの端からスタート地点まで整備された林道を歩いて戻らないといけません。林道と言っても,歩道を備えた立派な舗装道路です。その道沿いで見つけた光景。何やら記念樹が植えられているのですが,その支柱の鉄パイプに大きなアリが行き来していたのです。
このアリはトゲオオハリアリ。パイプを覗きこんでみると,ご覧のとおり,見張りがこちらを睨み返していました。運んでいるものは,草の実のような,繭のような(でもアリは繭を作りませんよねぇ)茶色い楕円体が多いようです。その他にも,このように,獲物と思われるクモを咥えている個体も見られました。
で,運んでくる列を逆に辿っていくと,パイプにほど近いところに,大きな巣穴が開いていました。こちらも,やっぱり巣穴の前に見張りがいました。基本的に,こちらの巣穴からパイプへと一方通行でしたので,引越中かな,という判断です。
でも,そもそも引っ越しなんてするのか?そこからして,確かめていないんですけど。
学名についてはこちらの投稿を参照してください。
2013/10/17 恩納村県民の森
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