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星は雲に隠れたみたい

オキナワキボシカミキリ

せっかく知念まで来たのだから,と帰り道に遠回りしてお気に入りのフィールドへとやって来ました。ここ志喜屋では,水場に畑に二次林といろんな環境がセットになっていて,いろんな生き物に出会えるのです。

この日も,定番の昆虫たちはいるのですが,これは!という新顔がいない。まぁ,ついでできたのだから仕方ないか,諦めて帰りがけに見つけたのがこのカミキリムシ。ふと見上げた梢に止まっていました。

オキナワキボシカミキリ

このカミキリ,和名はオキナワキボシカミキリ。漢字にすると「沖縄黄星髪切」になるのでしょう。基亜種キボシカミキリやイシガキキボシカミキリはその名の通り,見事に黄色い斑点が鞘翅に並んでいるんですが,本亜種はそれがない。モヤモヤした叢雲模様に見えます。これら模様の生態的意義って,どんなものがあるのでしょう?

宮古島には固有亜種ミヤコキボシカミキリが分布しているようですから,こちらも観察してみたいものです。

2013/08/05 南城市知念志喜屋

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今年は みどり

グリーンフラッシュ

グリーンフラッシュ

3年前に,たまたまブルーフラッシュを撮影できたので,それ以来気をつけているのですが,なかなか機会を得られずにいました。この日は,水平線まで晴れ渡っていたので,もしや,とカメラを持ちだしてみました。

連続して撮影した2コマですが,その間に,これだけ沈んでしまうんですね。露出もピントも,まだまだですが,緑に光っているのは記録できたと思います。グリーンフラッシュという現象,県内では盛夏のこの時期,よく見られるのかもしれません。

2013/08/11 那覇市

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∩字にカーブ

チャバネセセリ

「積集合」と読むそうです,この文字∩は。

日も傾いてきたこの時刻,施設内は人気もなく,静まり返っていました。それだけに,こんな小さな蝶でも,飛び回っているのがとても目立ちます。植え枡のマリーゴールドで吸蜜しているところに,そ~っと近づいてパチリと撮らせてもらいました。

このチョウは,チャバネセセリ。以前紹介したときは,ユウレイセセリと誤同定していました。後翅裏面の白斑がクルリと∩の形に並んでいるのが特徴です。頭側の2つがやや薄くなっていて,∩の形に見立てにくいですね。

2013/08/05 南城市知念

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なめらかビロード 内に秘め

オキナワビロードセセリ

用事を済ませて建物の外に出てくると…さすが,豊かな自然に囲まれて,しかも,手入れの行き届いた環境です。二次林や耕作地近くで見られるというこのチョウが,パッと視界に飛び込んできました。植え枡に咲き誇るマリーゴールドで,盛んに吸蜜していました。

このチョウは,オキナワビロードセセリ。前回,渡名喜島での観察では,吸蜜中も翅を震わせていました。それが,今回はピタリと止まっています。う~ん,何が違っているのでしょう?

いずれにしろ,今回は落ち着いて蜜を吸ってくれていたので,そ~っと回り込んで,横からの姿をしっかりと撮影できました。

2013/08/05 南城市知念

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飛び立つ こうのとり

実際には,飛んでいるのはH-ⅡB4号機。こうのとりは,この時点では,まだ積荷です。

H-IIBF4,ヤンバルを一跨ぎ

日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)を搭載したH-ⅡBロケット4号機は4日午前4時48分46秒,種子島宇宙センターから打ち上げられました。こちらのサイトの予報によって,沖縄県内からもロケットが見えそうだ,というので,北方が開けているのはどこかなぁと目星をつけて,白羽の矢を立てたのが,ここ多野岳,というわけです。多野岳は,沖縄にやって来た頃からお世話になっている星見場所。山頂まで車で行けて,施設も整っている,はずでしたが,なんと営業終了で,今は廃墟のようになっていました。ともあれ,きちんと整地されていて,星を見るのに差し支えない状況ではありました。

さて,問題のH-ⅡBロケット。どのように見えるのか,全く予想が立たなくて,3~4等級の光点がゆっくり動いていくのだろう,低い雲に阻まれて,よく見えないかもしれない,と思い込んでいたのです。

ところが,ところが。

打ち上げから1分ほどしてから,真っ赤な輝線がスゥっと立ち昇ってきました。マニュアルモードで絞り開放,シャッター速度最長,感度最高にしてあったので,完全に露出オーバーでした。それが,こちら。トリミングして色調補正してあります。

H-IIBF4,SRBを燃焼させて上昇中

この後,SRBの分離もしっかり視認できて,そこから,ロケットの輝きが急速に拡大していったのです。まるで,彗星のコマのよう。大慌てで,シャッター速度を変えてとったのがこの一枚。続くショットが冒頭の一枚です。

H-IIBF4,SRBを分離して第1段が燃焼中

やがて,ロケットが月の下に差し掛かる頃,SRB分離付近の噴煙が青白く輝き出しました。夜光雲になったようです。それは見事な光景でした。

IIBF4,月の下を進む

こちらは噴煙の拡大。まだ地平線の下にある太陽からの光を受けているので,噴煙の高度によって,グラデーションがキレイでした。

IIBF4,まだ暗い空に輝く噴煙,夜光雲か?

この噴煙,かなり長時間残っていて,夜明け直前には,こんな姿に。まるで龍が天に昇っていくように感じられました。

IIBF4,噴煙が天に昇る龍のよう

予想以上の大きさ・明るさで,ロケット打ち上げ観望初体験は大満足でした。

2013/08/04 名護市多野岳

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埋もれているのは…

オキナワコカブト

この夏のカラカラ天気,結局7月の那覇市の月間降水量は4.5mmだったそうです。

そんな乾ききった街中の公園,蝶は舞い,野鳥は飛び交うのですが,如何せん速すぎて撮影出来ません。何かいないかと,視線は足元へ…,そうして見つけたのが,このコガネムシ,というわけです。

まぁ,無防備に姿を晒しているし,その周りに砂粒が集まっていることから,もう死んでるんだろうなぁ,と想像がつきます。この砂粒,アリが集めてきたんでしょうか。このあと集団で解体するのかなぁ,と思って,撮影の後で動かしてみたのですが,この下にアリはいませんでした。

実はこの虫,すぐ近くでも死んでいるところが見つかって,この場所では多いのかなぁ,と思いつつ帰ってきたのでした。で,種名を調べてみると,どうやら,オキナワコカブトのようです。カブトムシに近い仲間ですが,肉食性なんだとか。地表を徘徊することもあるそうですから,そんな時に死んでしまったのでしょうか。

オキナワコカブト

2013/07/31 宜野湾市森川公園

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