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目当ての星は見えねども

クロイワボタル

写真の写りはイマイチですが,観察記念ということで。

今年の梅雨は,例年と違って,なんだか中休みが長く続いています。この週末も晴れ予報で,これはみなみじゅうじ座を見るチャンス,とばかりに本島南部の見晴らしのいいところにやってきました。

ところが,残念なことに雲発生。それでも何枚か撮影してみたのですが,露出もピントも今ひとつで,お目当てのみなみじゅうじ座を裸眼で確認することも,撮影したカットの中にも見つけられませんでした。

雲が過ぎる間に,気づいたのは,この場所,とっても蛍がいっぱい。海に面した崖の上で,公衆トイレの常夜灯なんかもあるんですが,いるんですね。よ~く見てると,その光というか色に違いがあることに気づきました。見慣れた色のほかに,強く光る黄色っぽいものがあるのです。これは!と思って,地上で光ってる個体を探して,ごめんなさいとライトを当ててみました。

このホタルはクロイワボタル。宮古島や渡名喜島で見慣れたマドボタルの仲間に比べると,半分くらいの大きさです。図鑑によると,「雄は黄色い閃光を約1秒間隔で放ちながら飛翔」とあります。この光り方,とても特徴的で,一度見たら忘れられません。

タイトルは,ホシのホとホタルのホ,の連想から。確か関連があったはずというウロオボエモードです。

2013/06/01 南城市具志頭

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