この白星は よく目立つ
久し振りに訪れた県民の森は,あちこちで台風の跡が見られました。けれども,変わらず見られた生き物も。その姿に,ちょっと安心します。しっかりと繁殖して,命を繋いでいってもらいたいものです。
で,川沿いで見られたのが,こちら,リュウキュウハグロトンボ。その名の通り,全身真っ黒な姿が印象的です。とはいえ,こちらは雌個体。黒い翅と黒い腹部でヒラヒラ飛んでいると,本当に真っ黒に見えます。その中で,翅の端に一点だけ,よく目立つ白い点。「偽縁紋」というそうですから,真の「縁紋」とは,見かけ上の一致なのでしょう。
渡名喜島で観察した雄個体では,露出の関係か翅が黒く写っていましたが,フラッシュを焚いて撮影するとこんな感じ。雌とは違って金属的に輝く翅が印象的です。
2011/08/18 恩納村県民の森,渓流コース
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