じっとガマンで
ビーチロックの観察で訪れた読谷の海岸。岩石の観察はそこそこに,いつものように被写体探しです。
が,こちらの海岸,期待していたミナミチゴガニには出会えず終い。そもそも穴が開いていないのですから,棲めるはずもない,とも言えるのですが,その理由は,全くの不明。代わりに,ということではないでしょうが,ナマコの類はたくさん見られました。
さて,写真はイワオウギガニ。岩の窪みに収まって,じっとしているところを撮影しました。顔,というか口器周辺の複雑な突起が印象的でした。
渡名喜島の礁原で観察したときには,威嚇の姿勢を見せていたのですが,こちらの個体はとてもおとなしくて,触れても,つついても,じっとガマンのようすでした。
2011/07/16 読谷村都屋
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