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五つというより 九つみたい

イツホシシロカミキリ背面観

昨年に引き続き利用した宿泊施設は,周囲をぐるりとキビ畑に囲まれています。そこに常夜灯があるのですから,それはそれはたくさんの虫たちが集まってきます。ナトリウムランプのオレンジ色なんですけれど。

その中で,1頭しか見つからなかったカミキリムシ。1頭のみということもあるので,光に誘われてきたのか,たまたまなのか,そこは不明なのですが,翌日,翌々日になっても直ぐ近くにいたので,おそらく,偶然なのかも知れません。

さて,その姿。鞘翅根元の大きな斑紋が特徴的です。白とオレンジに塗り分けられているみたい。そこに4対の小白斑があって,合計九星に見えるのです。

だがしかし,和名は「イツホシシロカミキリ」。頭部の小白斑は複眼なので別扱いは仕方ないとしても,胸部にも明確な斑点があるのになぁ。鞘翅のみに注目しているのかなぁ。などなど命名由来について思いを巡らせました。

イツホシシロカミキリ側面観

イヌビワやガジュマルに来るそうですから,探せば見つかる種類なのかも知れません。

イツホシシロカミキリ含触角

201/05/04・06 宮古島市下地皆愛

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