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穴があっても 入れない

キバオウギガニ

ミヤコトカゲの姿を求め,石灰岩の巨礫が転がる高潮帯をウロウロ。

と,足元の転石に,紫と黄色という強烈なカラーリングのカニがいました。ササッと動いて逃げ隠れようとしたのですが,入ったところが悪かった。半身も隠すことができてません。おかげで,じっくり撮影できました。

このカニは,キバオウギガニ。サンゴ礁域でよく観察できるオウギガニの仲間でも,最も高いレベルで生活しているようです。それだけ目にしやすい種類,ということもできるでしょう。

背面から見てみると…

キバオウギガニ

この種の特徴である,よく分かれた甲域や前側縁の5歯,額の4歯がわかります。次のチャンスでは,鋏を含めて,脚を撮影してみたいものです。

20010/05/03 宮古島市城辺新城海岸

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