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山原山のマテバシイ

山原山のマテバシイ

待ち合わせの時間まで,ちょっと間があったので,足を延ばしてやって来ました,国民陸上競技場の裏の山。ここは,土地の人々から「山原(ヤンバル)山」と呼ばれているところです。

沖縄本島中南部では琉球石灰岩が広く分布していて,植生もそれに対応したものになっています。非石灰岩地帯であるヤンバル(北部山地)では,植物も動物も独特のものが見られます。

そんな,中南部らしくない一帯ということで,「ヤンバル」の名前で呼ばれているようなのです。で,ここでは,北部まで行かないと見られない,ドングリが拾える,という話を聞いていたので,ようやく探しに来られた,というわけです。

こんな場所ではありがちなのですが,古いお墓へと続く山道をしばらく登ると,確かに落ちている。この細長いドングリは,マテバシイです。やはり,ちょっと時期が遅くなっていたためか,黒く変色してしまったものが多く見られました。

残念なのは,樹幹や葉の特徴を調べておかなかったこと。結局どの木がドングリの木かは,わからず終いでした。

2009/12/23 南城市玉城富里

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