« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »

キツネかタヌキか

ホコリタケ

久しぶりに入った山の中。主目的はドングリ探しなので,目線は下に。

そうすると,いろいろ見えてくるものがあります。

この一枚も,そうして気付いたもの。木の根元に生えていたキノコです。ホコリタケかなぁと思い,撮影し,例によって後から検索。すると,よく似たキノコ(同属)にタヌキノチャブクロというのがあるそうな。ホコリタケの方はキツネノチャブクロだそうで,まぁ,味のある和名だと思いますが,素人が外見だけで判断するのは難しそう。ここでは,地面から生えているように見えたので,キツネ-の方,ホコリタケとしておきます。

脇に写っているカタツムリは,オキナワヤマタニシの幼貝。撮影しているときには目に入っていませんでした。

2009/12/23 南城市玉城富里

| | コメント (0) | トラックバック (0)

久高も浮上

久高も浮上;蜃気楼

冬至の冷え込みも一段落,晴天が広がり行楽日和となったこの日,行楽とは全く関係なく海岸へとやって来ました。

ふと目線を上げると,水平線の彼方に久高島が見えます。

で,これが浮き上がっている。直ぐに蜃気楼だ,と気付きました。以前に浮き上がる久米島を観察したときも12月のこの頃で,寒波の後の晴天の日でした。

このタイプの蜃気楼が表れるパターンが見えてきたようです。

2009/12/23 南城市玉城奥武島

| | コメント (0) | トラックバック (0)

山原山のマテバシイ

山原山のマテバシイ

待ち合わせの時間まで,ちょっと間があったので,足を延ばしてやって来ました,国民陸上競技場の裏の山。ここは,土地の人々から「山原(ヤンバル)山」と呼ばれているところです。

沖縄本島中南部では琉球石灰岩が広く分布していて,植生もそれに対応したものになっています。非石灰岩地帯であるヤンバル(北部山地)では,植物も動物も独特のものが見られます。

そんな,中南部らしくない一帯ということで,「ヤンバル」の名前で呼ばれているようなのです。で,ここでは,北部まで行かないと見られない,ドングリが拾える,という話を聞いていたので,ようやく探しに来られた,というわけです。

こんな場所ではありがちなのですが,古いお墓へと続く山道をしばらく登ると,確かに落ちている。この細長いドングリは,マテバシイです。やはり,ちょっと時期が遅くなっていたためか,黒く変色してしまったものが多く見られました。

残念なのは,樹幹や葉の特徴を調べておかなかったこと。結局どの木がドングリの木かは,わからず終いでした。

2009/12/23 南城市玉城富里

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハラまで 白い

ミサゴ

年末恒例,年賀状のための写真撮影。来年の干支を考えて,迷わず動物園のトラに決定。ということでやって来た,こどもの国。当然のことですが,何か被写体はないかとキョロキョロします。

ふと見上げると,青空に一羽の猛禽が。細長い翼に白いお腹。

もう,直ぐに見分けられるようになりました,ミサゴです。

池の上を悠然と旋回し,飛び去っていきました。以前の渡名喜島での観察に比べると,ずいぶんハッキリと撮影できました。

2009/12/23 沖縄市こどもの国

| | コメント (0) | トラックバック (2)

« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »