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これはこれで 迫力あるケド

ジョロウグモ つくば市での仕事の合間に見つけた生き物,その2。

って,2つだけなんですけどね。

この施設,敷地内は手入れの行き届いた植栽と松林。施設の周りは畑がちらほら。山は無いけど,里山的な状況です。時期を選んでウロウロすれば,きっといろんな生き物に出会えそうです。でも,この出張は11月半ば。もう冬支度,ですよね。


そんな中で見つけたのが,このクモ。鮮やかな黄色と,何ともハッキリしない緑系の縞模様。戻ってから調べてみると,何と,これがジョロウグモでした。恥ずかしながら,初見でした。

沖縄のオオジョロウグモは何度も見ていたのですが,それにしたって,このPhotologを始めて野山の自然に目を向けるようになったからですし。オオ-に比べると,腹部の縞の向きが違うことやより丸く膨らんでいることがわかりますね。あぁ,脚にも縞模様があります。こうしてみると,姿形は余り似ていないような。

それに,大きさも控えめで,この手のものは,熱帯・亜熱帯系には敵わない,ってことでしょう。

2009/11/13 つくば市立原

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やっぱり 名前は ムサシかな?

オオスズメバチ

仕事でやって来たつくば市。僅かな時間を見つけて,生き物探し,です。

けれども,ここでの11月は,もう晩秋。木の葉も色づき,散り始めていました。沖縄に住んでいると,こういった感覚が鈍ってしまいますね。

で,見つけたのが,このハチ,オオスズメバチです。腹端の構造や触角の太さなどから考えると,オス個体のようです。こんな時期に巣の外で見られるのかどうか,まったく不明ですけれども。

1個体だけ,建物の側の植え込みで死んでいました。こんな状態でないと,じっくり観察できないのが残念ですが,野外で生きているのに出会ったら,とても恐ろしくて撮影どころではありません。いいチャンスでした。

2009/11/13 つくば市立原

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壁に向かって大きくジャンプ…したわけないか

ヘリグロヒメトカゲ どうも,このポーズがこちらに似ているものですから。

本来は落ち葉の積もったような林床で生活しているヘリグロヒメトカゲですが,このときは,コンクリの壁によじ登っていました。しばらく見ているとこちらに気付いたようで,首を曲げて一頻り睨みつけた後,ポトリと落ちて,落ち葉の下へと帰って行きました。

2009/09/26 沖縄市知花城跡

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この色つやが 独特の

雨後の筍ならぬ「雨後の若布」とばかりに,あちこち蔓延るナゾの物体。

イシクラゲ

宮古島に暮らしていたときには,美味しく炒めたものを頂いたこともありました。

そう,この物体,食材なんですね。作ってくれた方曰く,「学校のグランドに生えてるのが一番いい。犬猫もこないし,薬も播かれてない。」だそうです。

きらきら光る透明感が食欲をそそる(?)この生き物は,イシクラゲ。植物,それもかなり原始的なランソウの仲間です。単細胞の体が連なり,その周りに寒天質を分泌して,こんな物体になっているのだそうです。

固めのスライム,といった感じです。

2009/10/17 糸満市

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