決め手は無いけど シジミかな
「昼尚暗い」といった知花城跡。人の手の入った林なのですが,亜熱帯のジャングル,といった風情も味わえます。そんな林の中で,足元を飛び回る一頭の蝶。茶系統の翅色と生息環境からリュウキュウヒメジャノメかな?とも思ったのですが,すぐに違いに気付きました。
翅の表側(内側)が,見事に青く輝いていたのです。このタイプはシジミチョウ!。
でも,それからが,また大変。図鑑との絵合わせで,ムラサキツバメとムラサキシジミのどちらかだろうと見当が付きました。
ところが,この個体,決め手となる尾状突起の部分が失われているのです。う~ん,困った。ですが,前翅先端がやや鋭角に突き出している所などから,ムラサキシジミの方に同定しておきます。6月くらいから観察できる,ということですから,次のチャンスには,名前の由来となった表側の色彩を撮影してみたいものです。
2009/09/26 沖縄市知花城跡
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