狭い ギザギザ
以前とはすっかり様変わりしてしまった観察場所ですが,そのお陰で出会えた,と思えるものありました。
工事の残土がそのままになっているのか,道端のあちらこちらに盛り土があります。このため,道沿いはすっかり明るくなってしまいました。そこへ飛んできたのがこの虫。以前だったら,木の葉の影に入ってしまい撮影も難しかっただろうと思います。
金緑色に輝くこの虫はアヤムネスジタマムシ。以前紹介したアオムネスジタマムシとは,姿も名前もソックリです。識別点の1つが前翅先端部の縁取り。こちらのアヤムネスジタマムシの方はギザギザの間隔が狭いのです。アオムネスジタマムシの方は,その名の通り,緑色が強いって事もあるんですが,アヤムネスジタマムシの黄緑(金緑)色は,翅そのものの色ではなく,表面に粉のようなものが付いているだけなので,擦れば取れてしまいます。変わらぬ点を見つけるのが大事ってことですね。
2009/08/18 南城市大里・真境名
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