今度は 近くから
どんなカタツムリと出会えるかなぁとやって来た知念城跡。人の手が入りながらも,適度に放置された環境は,自然観察にぴったりです。
このカタツムリを見つけたのも,遊歩道の直ぐ側で倒木が朽ち果てていたところ。コンクリの支柱にも,何個体か付いていました。
橙褐色の殻が美しいこの貝は,オオカサマイマイ。この角度からは,長い触角が黒く見えます。以前,糸満市で観察したときは,遠くから望遠でとらえるのが精一杯でした。今回は,直ぐ近くでマクロ撮影できました。
この貝,横から見ると,ご覧の通り。とても平たく巻いています。しかもエッジが効いていて,なかなかカッコイイと思うのですが,どうでしょう。生きている間は,外套膜の黒帯が透けて見えて,それが放射模様になるところもお気に入りです。
2009/08/22 沖縄市知花城跡
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