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時には 腰を低くするのも必要か という話

シロチドリ

この日のお目当ては,干潟で暮らす小さな貝。で,観察はじっとしゃがんで行うことになります。久しぶりの出会いに大喜びでシャッター切っていると,すぐ近くで羽ばたく音が聞こえます。顔を上げてみると,意外な程近くにチドリが来ていました。わたしとの間にビーチロックの高まりがあって,こちらに気付かない(気にならない?)様子です。番なのか,2羽が鳴き交わしながら飛び回っていました。

この鳥は,シロチドリ。今は冬羽で雌雄差が余りないそうで,写真の個体も雄なのか雌なのか判断できません。それでも,過眼線が単純な黒ではなくて,少し褐色を帯びているところが印象的でした。

まぁ,鳥の撮影では,匍匐前進したりするときもあるんですが,干潟ではそれもできないので,こんなタイトルとなりました。

2008/12/29 糸満市喜屋武漁港北側ビーチ

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霞んだようには 見えないけれど

ハナガスミカノコ

年の暮れも迫ったこの日,午後からは雨の予報となっていたのですが,意地で出掛けてみました。やって来たのは,本島南部,糸満市の海岸。ここは18年前にヒメカノコをたくさん見かけたのですが,その後,すっかりいなくなっていた場所なのです。

今回もあまり期待しないで行ってみたのですが,意に反して,小型のアマガイ類がたくさん見られました。これは,と期待して観察したのですが,どうも違うようです。ヒメカノコにしては,螺塔が高すぎますし,蓋に色帯がある。そこで,ハナガスミカノコに同定しました。これまで観察していたハナガスミカノコは,いずれも本島北部産。殻色が暗く,ずいぶん印象が違うので,まだ迷いがあります。中には,こんな色彩の個体もいたので。

ハナガスミカノコ

2008/12/29 糸満市喜屋武漁港北側のビーチ

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空の笑顔

空の笑顔;月木金の会合 今日は夕方の西天で月木金の会合。つまり,たまたま近くに位置しているってことですが。何しろ,全天で2番目,3番目,4番目に明るい天体の集合ですから,それは見事な眺めです。で,地上の風景も入れて,星景写真的に構成してみました。
さて,後から聞いた話ですが,この風景を見た就学前の子どもたち,揃って「お月様が笑ってる」といった表現をしたそうです。星見を始めて30年,そんな感性を何処かに置いてきてしまったようです。

2008/12/01 18:40頃 浦添市

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