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派手さはないけど お馴染みの

ヤマトシジミ
今年は台風接近もないというのに,全く野外へ出られないという日々です。で,意地になって出掛けたのは本島南部の慶座絶壁。土地の言葉ではギーザバンタと呼ばれています。ゴルフ場の脇にある駐車スペースでは,数種類(おそらく3種類)のシジミチョウが乱れ飛んでいました。

その内の1頭が,そ~っと翅を開いていたので,これまた,そ~っと近付いて撮影。翅を立て,閉じていることが多いシジミチョウの仲間ですが,表側を見ることができました。

このチョウはヤマトシジミ。ヒトの生活環境では,最も身近な種類と言えるでしょう。翅の裏側は白黒の地味な色彩ですが,表側は藤色に黒点,縁取りもあって,アゲハ類とはまた違った美しさがあるように思います。

2008/10/28 八重瀬町具志頭慶座絶壁(ギーザバンタ)

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二度目に出会った この姿

リュウキュウウラナミジャノメ

久し振りの野外活動は,オオシマゼミを捕りに県民の森へ。あわよくばドングリも拾って,おやつにしようと,そんな下心もあったのです。

ところが,山に着いたのは三連休の中日の午後。もう,すっかり取り尽くされた後のようで,シイの木の下には,落ち葉をひっくり返した後がたくさんありました。それでも,マテバシイの実を少しだけ拾えたのですが,月が変わってから出直したいと考えています。

で,この一枚。6月の渡嘉敷島で観察したリュウキュウウラナミジャノメです。手前の草やフラッシュの影など,今ひとつの出来映えですが,レリーズして直ぐに飛び立ってしまったので。前回も書きましたが,年2化性ということですから,この発生を逃すと,もう年内はお目に掛かれないのかもしれません。

2008/10/12 恩納村県民の森

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