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飛びます!ってことではないけれど

コガモの雄
動物を見ていてオモシロイことの一つが,「動くこと」であるのは間違いないでしょう。でも,それを写真で表現するのは,やっぱりちょっと難しい。わたしの腕では,偶然に頼らざるを得ないというのが正直なところ。

で,偶々撮れたのがこの一枚。デジスコをセットして,漫然とカモたちを眺めていたら,突然羽ばたきを始めたので慌ててシャッターを切りました。といっても,この後飛び立ったわけではなくて,すぐに採餌に戻りましたが。

このカモはコガモの雄。頭部の斑紋が特徴的です。本来は,もっと明るい緑なのですが,スコープ越しのためか低コントラストになってしまいました。それでも,黒い嘴と胸の胡麻斑模様はよく写せたかな,と思います。

2008/01/07 豊見城市与根(三角池)

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総背番号制の導入

クロツラヘラサギ そんな話もありましたが,ケータイの普及とMNPの導入で,国民皆番号はほぼ達成されてしまったと言えそうですね。

何てことを思ったのも,レンズ越しにこの足輪が見えたから。随分と大きな輪(というより筒)が両足に付けられています。国際的な保護の手が差し伸べられているということの証でもあるのでしょうが,ちょっと窮屈そうにも見られます。


この鳥は,先月にも紹介したクロツラヘラサギ。この正月から導入した,デジスコで狙った一枚です。まだまだピントやコントラストの調節がうまくいっていないのですが,表情まで見えるようになりました。

2008/01/07 豊見城市与根(三角池)

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ここでは幅を利かせているけれど

ハバノリ
こんな光景がとても懐かしく感じられます。波に洗われる非石灰岩の岩礁とそれを覆う海藻。The Ecology of Rocky Shores の世界。県内はサンゴが優占するためか,このような葉状体が発達する海藻が目立たないのです。海藻がないわけではないのですけれども。
さて,この茶色の海藻。ちょうど波が打ち寄せているところでしたので,迂闊に近付くこともできなっかったのですが,おそらくハバノリだと考えられます。調べてみると,食用で,しかも比較的高価だとか。とはいえ,漁業権があるので,勝手に採取はできませんね。

2007/12/30 千葉県鴨川市太海百目木

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その名の由来を内側に秘め

ベッコウガサ
黒潮洗う外房の海とはいえ,やはり沖縄とはいろいろ生き物がちがっています。県内では見られないものの1つがこのベッコウガサ。殻頂は溶食されて白くなっていることが多いのですが,周縁には本来の殻色パターンが見られます。
さて,この種の占めているニッチは,県内ではこちらのオオベッコウガサが相当するようです。ただし,その名の通り,より大型になるので,平坦な面で見られることが多いように感じられます。よく似た種類のヨメガカサはどちらの地域でも見られるのですが,やはりそれには何か理由があるのでしょうね。。

2007/12/30 千葉県鴨川市太海百目木

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凹んだ姿は見られない

トビ
今年の年末年始は,久し振りに房総の海へと出掛けてみました。すっかり南国暮らしのリズムが身に付いてしまい,現場へ出た午後4時頃にはすっかり日も傾いていることに,改めて驚かされました。というわけで,余り光の条件もよくなかったのですが,撮影してきたものを紹介します。
で,この一枚。外房の海岸では普通に見られる中型の鷹,トビです。沖縄に移り住んでから気付いたのですが,旧北区要素なのか,県内では全く見られません。どこにでもいるような種類と思っていたのですが,意外でした。国内で見られるワシタカの類で凹尾はトビだけだそうですから,県内でそれらしい姿を見かけたときには,しっかりと尾を見るようにしたいと思います。

2007/12/30 千葉県鴨川市太海百目木

・・・これも「鷹の写真」ですね。

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