暗がりで ひっそり
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おきなわ石の会 11月の巡検は古宇利島でした。その帰り道,せっかく北部まできたのだからと,ちょっと寄り道してみました。といっても,やってきたのは先週に引き続いての県民の森。今度は,久し振りに渓流コースへと降りてみました。
11月の終わり,それも夕方近くという時刻もあってか,活動している動物はほとんど見られませんでした。とはいえ,静かな森の中を歩くのも,またいいものです。 |
しばらく歩いて,遊歩道が河原へと降りたところで,足元の小さな花に気付きました。株から細長く延びた花序に,1cmほどの花が俯くようにして咲いているのです。向きを変えて花の中を見てみると,紫の筋が入った花弁に囲まれて黄色い雄しべが2つ。なかなか鮮やかな色彩です。
野外で見たときは,ランの仲間かと思ったのですが,図鑑を開くとこれが全くの別物。アリモリソウというキツネノマゴの仲間でした。こんな意外な出会いがあるから,季節を問わず,野外散策&撮影はやめられません。
2007/11/17 恩納村県民の森
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