半ば開いた その間から
先週の観察で,その大きさと煌めく紫にすっかり魅了されてしまった,ツマムラサキマダラ。その姿を求めて,再び同じ場所へと出掛けてみました。今回は時間もたっぷり,身軽な装備で,しっかり撮影モードです。
ところが…。こんなときに限って肝心の撮影対象に出会わない。リュウキュウミスジは,前回と変わらずたくさん飛んでいるのに。
歩き回ること小一時間。ようやく林の中のちょっと開けた場所で数頭が飛んでいるのを見つけました。今回は翅の表側を撮影しようと,じっくりと腰を据えて挑戦してみたのが,この組写真です。もっとも右側の雌は先週14日の撮影ですが。
こうしてみると,性差がハッキリと判ります。飛んでいるのを見ているときは,雄の方が紫の斑紋が大きい分キレイに見えていましたが,雌の翅には白い斑点がたくさんあって,これはこれでキレイに思えてきます。
いずれにしても,タテハチョウの仲間のように翅を広げてくれないのが惜しまれる美しさです。
2007/10/22 左側雄個体
2007/10/14 右側雌個体 いずれも糸満市真栄里
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