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1つだけ内側に

ヒメシルビアシジミ 人の暮らしのすぐ近くで見られる小さな青いチョウ,というとヤマトシジミの仲間なのですが,これがなかなか難しい。図鑑で見てもソックリの種類がたくさんあるのです。ですが,ちょっと安心できるようになったことは,野外で見て,これはちょっと違うかもと思ったら,大抵は別な種類であるということが多くなってきたのです。慢心しないように気を付けないといけませんが。
このチョウを撮影したときは,一回り小さいなぁと思っていたのでした。で,図鑑で確かめてみると,ヤマトシジミより一回り小さい種があったのです。それは,シルビアシジミ。後翅の斑紋列が1つだけ内側に寄るのが識別点の1つです。

ただし,ネットで検索してみると,最近南西諸島産と本土産が亜種として分けられたようで,こちらは,基亜種Zizina otis otis,和名はヒメシルビアシジミとなるようです。ここでも和名と学名のねじれが生じていますね。

2007/08/20 那覇市

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