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横長頭というけれど

リュウキュウルリモントンボ 一泊二日の巡検で最終訪問地は国の天然記念物にも指定されているタナガーグムイ。主たる目的はポットホールだと思いますが,こちらは渓流棲の動植物を撮影できないかと鵜の目鷹の目でした。そんな時に,目の前をふわりと横切ってくれたのが,このトンボ。余りジッとはしてくれなかったのですが,数カット撮影できました。
このトンボは,リュウキュウルリモントンボ。以前,恩納村産の雄個体を紹介しました。今回は2頭が連なっているので,小さくなってしまうのですが,性差が判るかなと思ってこの構図にしました。上の雄の方は腹端の色が明るく,胸部の黒線が太く,青い地色が半分ほどしかありません。

図鑑には,「頭部は横長」とあるのですが,こちらのリュウキュウベニイトトンボと比べてどうでしょうか。ちなみに,腹長は41mmでリュウキュウベニイトトンボより10mmほど長く,こちらが県内産イトトンボ類では最大のようです。更に大きくなるものにリュウキュウハグロトンボがいますが,こちらは別格ということで。

2007/07/22 国頭村安波

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