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これでも 素早いんです

チドリミドリガイ 昼間の干潟は,ただただ砂や泥,サンゴ礫が広がっていて,全く生き物の気配がないまるで砂漠のような雰囲気があります。きっと,潮が満ちて,夜になれば,潜っていた貝やカニが出てきたり,魚が戻ってきたりするのでしょうけれども。

写真の生き物を見つけたのも,辺り一面砂だけの場所。波に翻弄されるように体を揺らしながら,かなり素早く進んでいました。一部に砂を被ったようになっているのは,どうやらかなりの粘液を出しているためのようです。


この生き物は,チドリミドリガイ。真のウミウシ類ではないのですが,そちら系のサイトにかなり写真が掲載されています。エサとしている海藻から葉緑体を拝借して,光合成産物を利用するという,ちょっと変わった動物でもあります。

2007/07/29 那覇市大嶺海岸

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