この笠では 防げない
様々な生き物の姿を見たくて,あちこちのフィールドに出掛けています。が,時には足元を,ということで,カメラを片手に近所を散歩してみました。宅地に挟まれた,未だ建設されていない空き地。駐車場として使われていたり,野草が伸び放題になっていたりするところです。そんな中で,薄紫の見慣れない花が咲いていました。
ヒメクマツヅラを寸詰まりにしたような花序が長い茎の先端について,風に揺れています。この日は,この一株しか見つからなかったのですが,後日近くを探してみると,向いの空き地にまとまった群落が見つかりました。
この花は,アレチハナガサ。「荒地花笠」ということですね。「道端や空き地などに生える」ということから付けられた名前なのでしょうが,花笠というのはちょっと無理があるような。小さな花がまとまっているのはいいとしても,「笠」にはなっていませんねぇ。
2007/08/20 那覇市
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