とにかく デカイ
この場所での自然観察は,崖下の湧泉から道沿いに茂みを覗き,やがて崖上の畑へと出てくるコース。その終点付近畑の周りの藪で見かけたのがこの虫です。ブ~ンと飛んできた羽音で気付いたのですが,驚いたのはその大きさ。随分離れたところにとまったのに,ハッキリと特徴が見て取れます。シオヤアブやアオメアブにしては大きすぎるし,体型もちょっとスマート。もしや,あの種では,と思いながら,最大望遠で撮影してみました。
この種は,恐らくメスアカオオムシヒキの雄だと考えられます。こちらのサイトに交尾の様子が掲載されています。腹部の色がちがう気もしますが,口吻や脚の先端の形態と色彩がよく似ています。この仲間では日本最大の種類だということです。
2007/06/16 南城市知念・志喜屋
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