殻の白さは 成熟の証
市街地からほど近いこの場所は,グラウンドや遊具が整備されているのですが,そのすぐ傍らに適度に放置された林とその中を辿る遊歩道があって,自然観察にはもってこいの環境です。
今回,改めてゆっくりと陸貝を探してみると,いるわいるわ,やっぱり雨降りの後,まだ湿っている状態なので活動中の個体を多く見られました。
で,こちら2種類目。オキナワヤマキサゴです。この種類もフツーのカタツムリとはちがって,触角の根元に眼があります。この角度からは見えにくいのですが,石灰質の蓋も持っているのです。これまでに紹介したものでは,渡名喜島での観察と宮古島でのヤエヤマヤマキサゴがありますが,いずれも休止状態のものでした。軟体部は背面が黒,腹面(足)が灰白色なんですね。
左下のカットは,やや小型の若い個体。殻がオレンジに近い茶色で,とても美しく感じられます。
2007/07/15 糸満市真栄里
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