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身も蓋もある

オキナワヤマタニシ
3年ぶりに沖縄本島に接近し,大変な被害を残して台風4号が過ぎ去っていきました。台風一過,とはいかないのがこの季節。翌日も台風外縁の雨雲が掛かり一時強い雨が降りました。
更に翌日,つまり台風がやって来た13日(金)からは2日経ったことになります。きっと見られるだろうと期待して,陸貝撮影に出掛けてみました。目的地は,これまで通った南城市知念とは反対側,本島南西端の崖から糸満市のとある場所を選びました。

この日は朝から良い天気。まだ地面が濡れているうちにと思い,朝からいそいそと出掛けました。現地に到着してみると,期待通り。何種類もの陸貝を撮影できました。

そこで1種類目,この貝は,オキナワヤマタニシ。フツーのカタツムリとちがって,触角の根元に眼があります。また,よく見ると殻と脚の間に薄く円い板状のものがあります。これは,いわゆる蓋。サザエのように石灰質ではありませんが,結構丈夫で乾燥や外敵を防ぐのには効果的でしょう。他にも,雌雄異体だったりして,一般的なカタツムリとは随分縁遠い仲間なのです。これまでに紹介した中ではハダカアツブタガイが近いようです。

いつもは落ち葉の中などにいる地表棲の種類ですが,この時は台風で落ちたまだ青々とした葉の上を歩いていました。せっかくの茶色も,これでは目立ってしまっていますね。

2007/07/15 糸満市真栄里

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