全身イボイボ
名は体を表わす,とはこのことか,とも思いたくなるこの姿。イボというのは,肋骨の先端が体表に飛び出した左右一列の突起のことだと,勝手に考えていたのです。けれども,こうして自分で撮影した写真を見ると,顔手足胴体,全てがイボで覆われていることがよくわかります。
これはイボイモリ。県指定天然記念物にして環境省レッドリストの絶滅危惧II類(VU)。てっきり森の生き物だと思っていたら,公園の遊歩道みたいな所で,出会ってしまいました。撮影の間も瞬き(というのかなぁ)一つせず,ひたすらじっとしていました。おかげで正面からのアップも撮影できた,というわけです。しかしこれでは外来の捕食者にはお手軽な獲物でしょうね。
2007/05/27 国頭村
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