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黒い部分が 大切です

イシガケチョウの幼虫

自宅近くの植栽は,県内ではありがちなのですが,いわゆるオウゴンガジュマルが植えられています。その茂みの中で,見事にカモフラージュしている芋虫に気付きました。毎日通っている場所ですから,これまでも見つける機会はあったはずです。でも,このサイズ(おそらく終齢)になるまで気付かずにいたのですから,当に「見れども見えず」です。1匹に気付くと,そこら中に見つかりました。

体の緑の部分とガジュマルの葉の色が見事にマッチしていることもあります。けれども,それ以上に効果的なのが黒い部分。頭部の一対と胴部,尾部の計4本の突起が,囓られて枯れかけた葉にとても良く似ているのです。

この芋虫は,イシガケチョウの幼虫。これだけ幼虫が見つかったのですから,日中に散歩でもしながら探せば,町中でも成虫を観察できそうです。

2007/06/10 那覇市

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