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頭隠して,カラダ丸見え

オオクビカクシゴミムシダマシ 何か被写体はいないかと,道沿いの藪で葉裏を一つひとつ確かめていたときのこと。垂れ下がった枯れ枝に,何やら木の実のような塊が着いていました。

ところが,よく見ると脚が生えている。でも,不思議なことに頭部がない。「昆虫の体は頭胸腹の3つからできている」という常識があるので,あちこちから眺めるのですが,判然としません。飛んでいってしまうのを覚悟して,突いてみてようやく判りました。頭が胸の中にめり込むように隠れていたのです。


この虫は,オオクビカクシゴミムシダマシ。枯れ木に着く種類のようです。体のあちこちに小さな赤い物体が着いていました。外部寄生のダニかと思うのですが,よく判りませんでした。

同属別種ですがクビカクシゴミムシダマシの美麗画像はこちらのページで。

2007/06/16 南城市知念・志喜屋

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ツノもカラダも うんと伸ばして

オキナワヤマタカマイマイ
今回本島南部へと出掛けたのは,このカタツムリ,オキナワヤマタカマイマイを見たかったから。こちらのページでオキナワヤマタカマイマイ属のリストを出しましたが,結構好きなんです。この仲間たち。今回目撃できたのは,この1個体だけでした。色帯が3色になっていて,美麗な方かな,とも思います。

残念なのは,ご覧の通り画像が悪いこと。道からかなり離れた林の奥,薄暗がりの中でしたので,最大望遠にして,さらに感度を上げての撮影となってしまったのです。

2007/06/16 南城市知念・志喜屋

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瑠璃色はどこへ?

リュウキュウルリボシカミキリ 道路脇の藪に何か被写体はいないかと,木の葉を引っ張り裏返しとしていたところ,ぶ~~んと目の前を横切る小さな影。ハチのように軽快な飛び方ではないし,身体は随分と細長い。一体何だろうと追いかけてみると,これが小さなカミキリムシでした。

図鑑を見ていても,カミキリムシはとても種類が多いし,果たして同定できるだろうか,と不安に思いながらも,折角だからと撮影しておきました。


戻ってから調べてみると,案外あっさりと名前が判りました。この虫は,リュウキュウルリボシカミキリ。図鑑の記述では,斑紋は金緑~青緑となっていますが,この個体はほとんど白でした。一つひとつの斑紋も大きいような気もしますが,個体変異(あるいは季節型)ということで,済ませてしまいます。大丈夫かな。

2007/06/16 南城市知念・志喜屋

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何のために 生えてくるのか

シュリケマイマイ 今回の知念行きで,最大の収穫がこれ,シュリケマイマイ。

実は,オキナワヤマタカマイマイ類を目当てに出掛けたのですが,こちらはやはり難しかった。で,思いがけず,こちらのカタツムリの群棲地を見つけてしまったのです。とはいっても規模は小さくて,何かの工事でもあれば,すぐに姿を消してしまうことでしょう。ほどよい水の浸み出しが,この環境を支えているようでした。


ご覧の通り,殻の周囲に「毛」があるのが特徴です。この毛は「殻皮」という非石灰性の殻の一部なのです。ですから,死んで時間の経ったものなどでは失われてしまうので,こうして生息場所で生きている姿を観察するのが一番です。非常に平たい殻の形や透けて見える軟体部の模様は,こうした湿った石灰岩で暮らすのに都合がよいように思われます。

では,この「毛」の機能は?

リンボウガイの角のようにはいかないだろうことは想像できるのですけれども。

2007/06/16 南城市知念・志喜屋

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南の森に 煌めく緑

ナナホシキンカメムシ
梅雨の終わり,水辺の生き物たちを求めて,南城市知念の湧水を尋ねました。現場について,驚いたのが蚊の多さ。アッという間に数十匹に囲まれて,落ち着いて被写体探しもできません。潔く諦め,農道沿いの藪を覗いてみました。この一帯は,沖縄本島南端の石灰岩丘陵が断層となって表われているところです。断崖付近は土地の利用も難しく,豊かな森となっているのです。

と,目の前を横切る金属光沢のある虫。前から見てみたかったナナホシキンカメムシです。例によって1匹に気付くと,辺り一帯で次々と見つけることができました。この一枚は,やや高い位置に留まったところを下から写してみました。お馴染みの背面と同様,腹面にも黒い斑点が並んでいることが判ります。脚は鮮やかな赤なんですね。

2007/06/16 南城市知念・志喜屋

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黒い部分が 大切です

イシガケチョウの幼虫

自宅近くの植栽は,県内ではありがちなのですが,いわゆるオウゴンガジュマルが植えられています。その茂みの中で,見事にカモフラージュしている芋虫に気付きました。毎日通っている場所ですから,これまでも見つける機会はあったはずです。でも,このサイズ(おそらく終齢)になるまで気付かずにいたのですから,当に「見れども見えず」です。1匹に気付くと,そこら中に見つかりました。

体の緑の部分とガジュマルの葉の色が見事にマッチしていることもあります。けれども,それ以上に効果的なのが黒い部分。頭部の一対と胴部,尾部の計4本の突起が,囓られて枯れかけた葉にとても良く似ているのです。

この芋虫は,イシガケチョウの幼虫。これだけ幼虫が見つかったのですから,日中に散歩でもしながら探せば,町中でも成虫を観察できそうです。

2007/06/10 那覇市

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名実不一致

ズアカアオバト 2時間ほどの自然観察を終えて,デジカメのメモリも一杯になり,そろそろ引き上げかと農道を歩いていると,頭上の電線に黒い塊。じっと見ていると,モゾモゾ動いています。パッと見ただけで正体が判らなかったのも,宜なるかな。2羽の鳩が寄り添って羽繕いをしていたのです。だがしかし,ちょっと大きい。見つけたところからは逆光気味で,模様などが判らなかったのですが,そーっと近付いてみてハッキリとしました。何といってもこの体色。間違えようもありません。ズアカアオバトです。
まず印象的だったのは,尾の下面。とてもハッキリとしたウロコ模様です。それから嘴の水色。暗い林の中ではどんな効果があるのだろうと想像が膨らみます。

なんて思っていたのは束の間のこと。どうか飛び立たないでくれと願いつつ,不要なカットを削除して撮影した1枚です。おそらく番だと思われますが,すっかり慌てていたので雌雄の差を探しておくなんて事もできませんでした。前回2001年の観察から6年ぶりでしたが,やっぱり大慌てになってしまいました。

2007/06/16 南城市知念・志喜屋

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この角度でも 大丈夫

モリバッタ
今を去ること遙か昔,まだ私が虫取り網を持って走り回っていた頃のこと。バッタの仲間には,トノサマバッタ,ショウリョウバッタ,それからイナゴというのがいるらしい,という程度の知識しか持ち合わせていませんでした(その後,ヒシバッタとオンブバッタを覚えた)。

さすがに,最近は図鑑をよく見るようになったので,もっと多様な種が存在していることを知るようになりました。だがしかし,その識別点がよく判らずにいたのです。このバッタを撮影したときも,何という種か見当もつかない。ただ,後脚(特に脛節の赤)がキレイだなぁ,という印象しかなかったのです。

けれども,画面で確かめてみると,肉眼で観察していたときに気付かなかったことが判ります。まず,触角の先端が白くなっていることに驚かされます。これだけハッキリとしているのに,どうして撮影の時には気付かずにいたのでしょう。また,葉を囓った痕が擂り鉢状になっているのも面白く感じられます。この姿勢でこの向き,ぐるぐる回るようにして囓っていくから,こんな食痕になるのでしょうね。

このバッタはモリバッタ。県内に分布する5亜種のうち,分布域から沖縄島亜種だと考えられます。この個体はまだ翅の伸びていない未成熟な若齢幼体ですが,沖縄島では,成長しても翅が短いままなのだそうです。

2007/06/09 南城市大里・真境名

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この角度が 都合イイ

アマミナナフシ
煎餅のように平たいものを食べるとき,ヒトだったら水平に持って口に運ぶものですが(ピザなんかもそうですね),この虫は違います。

ご覧のように長い脚でしっかりと抱え込むように押さえつけ,垂直に保持して,ムシャムシャと囓っているのです。というのも,昆虫類の口器が,わたしたちほ乳類とは違って水平に開くようにできているからですね。

この虫はアマミナナフシ。同じようなカットを没ログで紹介してありました。フラッシュを焚いた分,こちらの写りの方がややハッキリしているように感じます。この場所では,様々なステージの個体が群れていました。ハブへの備えをしっかりして,藪の中へ入れば,もっといろいろな生き物に出会えそうです。

2007/06/09 南城市大里・真境名

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ワースト100に入っている

アフリカマイマイ
身近な人たちに,陸貝の話を振ると必ず出てくるのが,このアフリカマイマイ。ですが,これまで紹介できずにいました。

というのも,このアフリカマイマイ,一時期に比べて大変数が減っているのだとか。実際,大型個体となると,なかなか見つからなくて,しかも,元気よく活動中という姿には,お目に掛かれずにいたのです。この時は,梅雨の夕暮れ時ということもあって,複数個体が活動していました。

日本最大の陸産貝類ということですが,本場アフリカにはもっと大きくなる種もいるとか。是非見たい,というか,殻を持ってみたいものです。

2007/06/09 南城市大里・真境名

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ガブリと咥えて 身柄確保

リュウキュウヒメハンミョウ 自然観察を始めた頃に比べれば,随分とその存在に気付くようになったハンミョウ類です。この一枚も,人里離れた山道を,何か被写体はないかと探しているときに見つけたもの。それが運転中なのですから,前方不注意というか注意し過ぎというか。視野の隅でさっと動く影に気付いて停車,そーっと戻って写したものです。

けれども,まだまだ同定には自信が持てません。頭胸部がやや葡萄色なこと,鞘翅後端3分の1付近に円紋がないこと等から,コハンミョウではなさそうです。やや小さかったことから,今度こそ,リュウキュウヒメハンミョウではないか?と思うのですが自信はありません。


上になった個体の右複眼から白い突起が伸びているように見えます。これは大顎。ハンミョウ類では,このように雄が雌を防衛するようです。この時も,盛んに近寄ってくる他個体を追い払っていました。

2007/06/09 南城市大里・真境名

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月金会合

月金会合 昨日・今日と沖縄本島地方は梅雨末期の本格的な雨。といっても,ずっと降り続けているのではなくて,バケツをひっくり返したように激しくなったかと思うと,晴れ間が覗いたりして,その変化の様子も激しいものがありました。

で,帰宅途中にふと見上げると,雲の切れ間から月と金星が顔を覗かせています。慌ててカメラを起動して撮影しました。まだ梅雨入りしていない地方では,更に東方(画面下)に水星も見られて,月水金の会合となっていたのだろうと思うと,ちょっと悔しい気もします。


デジカメを最大望遠にして,手動合焦。F2.8で2秒間露出。手持ちでもこれだけ撮影できるのですから,全く,近頃の機材はたいしたものです。個人的には,地球照を写せたことが嬉しく思われます。まぁ,こちらのページを見ると,同じようなカットが並んでいたりもするのですが。

2007/06/18 那覇市

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純粋な密航者

ニワゼキショウ
さて帰ろうか,と車に乗り込み,周囲の安全確認。すると,駐車スペースの端っこに見慣れぬ薄紫の花がたくさんあるではありませんか!当然のことながら,エンジン止めて,カメラを起動,すぐさま撮影です。

特徴を表せる角度で撮影しようと,いろいろさがすのですが,早朝のためか,完全に開いている蕾はありませんでした。そこで,やむなく横から撮影。果実の写真もカットで入れてみました。

この花は,ニワゼキショウ。「栽培品種が逃げ出して野生化」という記述の図鑑もありますが,こちらのページによると,それとは同属別種のようです。こちらの種は多型で様々な色の花があるようですから,そんな様子も観察してみたいものです。

2007/05/27 国頭村

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曇りのない眼で 何を見る

ミヤコニイニイ 所用で訪れた宮古島,野外ではもうセミの声がたくさん聞こえていました。「シィーーー」と,単調に長く引っ張る鳴き声はミヤコニイニイのもの。本島のクロイワニイニイは6月中旬からなので,ちょっと驚かされました。

けれども,成虫の撮影はなかなか難しい。特に,今回は生物観察はオマケですから。で,この一枚,幼虫の,それも抜け殻です。こちらのカットとほぼ同じというのがちょっと悲しいですが,より大きなサイズでハッキリと写せたので,良しとしておきます。


2007/05/22 宮古島市平良,大和井

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一口サイズ

イソアワモチの一種
県都那覇市に残る貴重な自然,大嶺海岸では,本当に多様な生き物たちに出会えます。個人的な趣味により,注目するのは海の動物たちが多くなってしまいますが,それでも訪れる度に新しい発見があるのです。

この一枚は,観察を終えて,そろそろ引き返そうかというときに写したもの。足元で小さな生き物が動いているのに気付いたのです。周りに写っている砂粒から,そのサイズを想像していただきたいのですが,体長は2cm程。小さな小さなイソアワモチの一種です(右側が頭,眼柄があります)。背中の黄色い斑点が,正に「粟餅」っぽいと思います。大きく育つとどんなイソアワモチになるのでしょうか。夏になったら,また探しに行かないといけません。

2007/05/19 那覇市大嶺海岸

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姫!!熊!?葛??

ヒメクマツヅラ
この春から町の暮らしを再開したのですが,島暮らしで自然を見る目が培われたのか,今まで気付かなかった野草に目が留まるようになりました。

写真の花もその一つ。節間が長く開いていて,その分だけ細長く,か細い印象があります。長い花序の先端近くに小さな薄紫の花が集まっているのが可愛らしいのですが,全体像を一枚の写真に納めることはできませんでした。町中でも見かけるこの花,ようやく満足できるカットが撮れたのは,宮古島の畑のあぜ道でした。

この花は,ヒメクマツヅラ。右下カットは那覇市で撮影したものですが,葉に切れ込みが少ないことでクマツヅラと区別しました。手元の図鑑に載っていないので,長らく気にしていたのですが,判ってみれば科の名前にもなっているような基本的な植物でした。

2007/05/22 宮古島市城辺比嘉のウプカー

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こんな場所では ごく普通

コモンヤドカリ 干潟を歩いていると,たくさんの貝殻を見つけます。そのほとんどは既に死んでいて空になっています。けれども,中にはこのように,ヤドカリが入っているものもあります。

真っ赤な体に黒い縁取りの白斑が散りばめられている,何とも派手な色彩が印象的なのはコモンヤドカリ。この派手さは,警戒色として役立っているのでしょうか? ちょっと目立ち過ぎという気がします。


図鑑などではサンゴ礁浅海域にごく普通といった表現で書かれています。そこで気になるのが和名の「コモン」。和服の小紋から来ているのだろうと想像しますが,カタカナ表記ですから確かなことはわかりません。

2007/05/19 那覇市大嶺海岸

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空間充填 二叉分枝

オニクラマゴケ
コモウセンゴケの撮影をしようと,山の中を歩き回っていたときのこと,とある法面で見つけたのがこの植物。背腹に押しつけられたように扁平になって,2つ2つに分かれて広がっています。シダの中でも結構好きなんです。この小葉類。石垣でもミズスギを見つけて喜んでいましたし。

この植物はオニクラマゴケ。今回の観察では「担根体」までは気付かなかったので,ぜひ,次の機会には気を付けて見ておきたいと思います。

2007/05/27 国頭村

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毛氈 敷き詰め

コモウセンゴケ
今回の山原行きで,もう一つの目的はこの植物の撮影でした。が,曇天の早朝ということで,どうも接写がうまくいかない。赤くなった葉に粘液が輝く様などを写したかったのです。

この植物はコモウセンゴケ。食虫植物ですね。栽培は難しいらしく,まぁ人が自然の中へ出向いて観察するのがいいようです。左端が全体。ロゼット状の根出葉から真っ直ぐ花茎が立ち上がって白い花をつけています。時間が早いためか,まだ開いている花は見つかりませんでした。

で,右側は自生の様子。明るい緑のパッチは,全てコモウセンゴケ。まさしく「毛氈を敷き詰めた」ような状態です。こんな場所が何ヶ所も見られました。

今度は晴天の昼間に撮影してみたいものです。

2007/05/27 国頭村

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ウチナーは Gクル~

もう10年近く使い続けているアプリケーションにG.CREWシリーズがあります。とても便利なソフトなのですが,名前を紹介すると,大抵笑われてしまいます。「ジークル~」というのは「色黒」の事ですから。


リュウキュウコゲラ

こちらの小鳥も南方に分布するものほど体色が濃くなる傾向があるようです。この一枚は,早朝の低コントラスト画像をレタッチしてあるのですけれども。

この鳥はコゲラ。沖縄本島産は亜種リュウキュウコゲラというそうです。


この場所を訪れたねらいはホントウアカヒゲだったのですが,動きが速くてまともな写真が撮れなかったのです。でも,思いがけず,ノグチゲラの親子を間近で見ることができました。突然のことでカメラを向ける余裕もありませんでしたが。

2007/05/27 国頭村

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やんばるの赤鼻亀

リュウキュウヤマガメ
梅雨入りはしたものの,なかなかまとまった雨が降らずにいた沖縄県地方ですが,この日は昨晩から濃い霧に覆われて,とても湿度の高い状態でした。夜が明けても山の頂は雲の中といった様子です。

で,そんな時間帯に林の中を歩いていて見つけたのが写真の亀。リュウキュウヤマガメです。全く,こんなに整備された場所で見つかっていいのだろうか,と思うくらいあっけなく遭遇してしまった国指定天然記念物です。改めてじっくりと観察して気付いたのですが,とても「赤い」のです。林床で暮らしているということから,単純に茶褐色・深緑系と考えていました。

歩く姿も見たかったのですが,現状変更を避けるために触れることはせず,じっくりと見るだけにしておきました。

2007/05/27 国頭村

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ただ今 お食事中

シリケンイモリ
ホントウアカヒゲを目当てに訪れた山原の某所。林の中に造られた遊歩道を進んでいくと,たくさんのイモリに出会いました。もちろんこれは,シリケンイモリです。が,渡名喜島で観察した個体には,このように黄白色の斑紋を持つ個体が多いように感じられました。国頭村のこの場所では,どの個体もほとんど斑紋が無く真っ黒なのです。ただし,これが地理的変異か季節的なものかは不明ですが。

さて,この一枚。舗装道路脇の法面で,懸命にミミズを呑み込もうとしているところを撮影したものです。こんなところを見ると,やっぱり捕食者なんだなぁと思います。

2007/05/27 国頭村

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全身イボイボ

イボイモリ
名は体を表わす,とはこのことか,とも思いたくなるこの姿。イボというのは,肋骨の先端が体表に飛び出した左右一列の突起のことだと,勝手に考えていたのです。けれども,こうして自分で撮影した写真を見ると,顔手足胴体,全てがイボで覆われていることがよくわかります。

これはイボイモリ。県指定天然記念物にして環境省レッドリストの絶滅危惧II類(VU)。てっきり森の生き物だと思っていたら,公園の遊歩道みたいな所で,出会ってしまいました。撮影の間も瞬き(というのかなぁ)一つせず,ひたすらじっとしていました。おかげで正面からのアップも撮影できた,というわけです。しかしこれでは外来の捕食者にはお手軽な獲物でしょうね。

2007/05/27 国頭村

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