子育てのしやすい町に
というのは,何も人間だけに限ったことではありませんね。
写真の鳥は,コアジサシ。遙か南方の地域から,繁殖のために渡ってくる夏鳥です。この日も2羽が寄り添うようにしていたので,おそらく番なのでしょう。まもなく子育てが観察できるかも知れません。
で,こうした海岸や河原の裸地で子育てする鳥たちにとって,条件の良い場所がどんどん減ってきているのだとか。そんなこんなで,コアジサシも環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。この場所は,多くの人がやってくる場所ではありませんが,わたしのような素人でも簡単に近付けてしまう,そんな鳥にしてみれば劣悪な環境です。そーっと,大切に見守りたいものです。
2007/05/04 那覇市大嶺海岸
| 固定リンク
「04_鳥」カテゴリの記事
- 鳥拓残して 無事飛び立つ(2019.11.17)
- 正面から 睨んでくる(2021.02.19)
- 雨にもめげず(2018.11.15)
- 引っ越していた! のかな?(2018.08.08)
- こんなところで 大丈夫なの?(2018.07.20)
「31_那覇・浦添の自然誌」カテゴリの記事
- ジメジメ大好き(2019.06.04)
- こんなところにも やってくる(2019.03.01)
- Xまで あと4時間(2019.01.13)
- 困ったときの 月頼み(2018.12.21)
- 安全日食観察装置(2019.12.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント