さしずめ 砂遁の術
サンゴ礫の堆積と琉球石灰岩の岩礁との間に,10m程の幅で広がっていた砂浜。そこには,直径が5mm位の小さな砂団子がばらまかれたように散らばっていました。一体,どんなカニが作ったのだろうと待ちかまえていると,あちこちの巣穴から次々に姿を現しました。
丸い甲羅が特徴的なこのカニは,コメツキガニ。和名がよく似たミナミコメツキガニとは科が違い,コメツキガニはスナガニ科,ミナミコメツキガニはミナミコメツキガニ科なんだそうです。
それにしても,甲羅の模様と色彩が,周囲の環境にピッタリですね。
2007/05/04 那覇市大嶺海岸
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