すぐ近くにいるときは 気付かない
渡名喜島は山がちな地形なのですが,島自体が小さいためか水系はほとんど発達していません。そのためか,農業用水を確保するために山際にいくつかの溜池が造成されています。浅瀬などはないのですが,島では貴重な水場です。この日登った場所にも,こうした溜池が作られていて,やっぱり気になるので行ってみたのです。
ほとんど人が通った形跡はないのですが,コンクリートの舗装道路が造られています。安全管理のためにフェンスが設けられていて中には入れないので,そーっと覗いてみました。
すると,すぐ近くで聞き慣れない鳴き声。カエルのような鳥のような,「クァ」というか「コゥ」というか,そんな感じです。何だろうと辺りを見回すと,数m先から2羽の鳥が飛び出してきました。池の反対側にとまったところを撮影した一枚です。
この鳥は,ゴイサギ。前回も同じような状況での観察でした。全く,灯台下暗しです。
今回の撮影では,頭の後ろに伸びた飾り羽が判別できる点がいいかな,と思います。
2007/03/18 渡名喜村シブーシューカーラ(集落南方段丘面の墓地)の溜池
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