女は座して待つばかり
日が暮れて,すっかり暗くなった7時前の集落内。ブロック塀の上で大きな昆虫を見つけました。始めはウバタマコメツキかとも思ったのですが,どうも体型が細長い。とりあえず撮影と何枚もシャッターを切っておいたのです。
その後,図鑑などで調べるのですが,どうもコメツキムシというのは特徴がつかみにくいのです。またもやお蔵入りか…,と思っていたところ,意外なことから正体が分かりました。
この虫は,アマミヒゲコメツキの雌。先日雄の方を紹介しました。それと鞘翅の斑紋,胸部の隆起などの特長が一致しています。きっと,こちらの雌がフェロモンを放出し,立派な触角を持つ雄がそれをキャッチしているのでしょう。
2007/03/08 渡名喜村集落内
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