有用で有毒
久し振りの好天に誘われて,ウーチュガーまで行ってきました。ところが,目新しい被写体が見つからない。まぁ,曇天続きで気温も低いし,大寒を迎えたばかりで,花は咲き乱れ虫が飛び交うといった季節ではないこともあるのでしょうが。
素人がフラフラと歩き回って出会えるものには,もう出会ってしまったのかなぁ,などと考えながら風力発電施設からの坂道を下っていると,見たこともない大きな葉。ヤツデのような掌状盾状の葉の下に花序が付いていて花と実が見られました。まったく,不遜な態度は改めないといけませんね。
この植物は,ヒマ(トウゴマ)。果実には3つの大きな種子が入っていたのですが,これを搾って生成するとヒマシ油になるんだそうです。けれども,有毒成分を含んでいて,生食すると危険だそうです。
カットで入れたのは,左上が若い果実,左下は熟した果実。右下は雄花です。花序の上部に雌花があるとのことですが気付きませんでした。残念。
2007/01/22 渡名喜村西の底
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